横戸長兵衛

横戸長兵衛（よこと ちょうべえ）氏は、1947年1月23日に山形県南村山郡山元村（現在の上山市）で生まれました。山形県立上山農業高校（現在の山形県立上山明新館高校）を卒業後、政治の世界へと足を踏み入れました。

1991年5月、上山市議会議員に初当選し、政治家としてのキャリアをスタートさせました。その後、2001年5月には上山市議会議長に就任し、2期4年間、議会運営の重責を担いました。市議会議員としての活動は、2006年12月に辞職するまで続きました。

2007年2月4日、横戸氏は上山市長選挙に自民党と公明党の推薦を受けて出馬しました。この選挙では、元市議の枝松直樹氏を含む3人の候補者との間で激しい選挙戦が繰り広げられました。結果、横戸氏が多数の支持を得て初当選を果たし、同年2月14日に上山市長に就任しました。

市長としての横戸氏は、市民生活の向上に尽力しました。2011年と2015年の市長選挙では、いずれも対立候補がおらず、無投票で再選を果たしました。2019年の選挙では、会社役員の柴田悦夫氏との一騎打ちとなり、これを制して4選を果たしました。これにより、横戸氏は合計4期16年にわたり上山市長を務めることとなりました。

しかし、2023年1月16日、横戸氏は脳梗塞を発症し、自身の健康状態への不安から、同年4月の市長選挙には出馬しないことを表明しました。これにより、長年にわたり上山市政を担ってきた横戸氏は、その政治家としてのキャリアに終止符を打つこととなりました。

横戸長兵衛氏の政治家としての功績は、上山市の発展に大きく貢献したと言えるでしょう。市議会議員、議長、そして市長として、常に市民のために尽力したその姿勢は、多くの人々に記憶されることでしょう。

関連情報
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