横浜市芸術文化振興財団

横浜市芸術文化振興財団（YOKOHAMA ARTS FOUNDATION）は、横浜市の芸術文化の振興を目的として設立された公益財団法人であり、横浜市の外郭団体として活動しています。

概要

この財団は、横浜市における芸術文化の振興を総合的に推進するために、2002年4月に設立されました。その前身は、1987年に設立された横浜市美術振興財団と、1991年に設立された横浜市文化振興財団です。これらの二つの財団が統合されることで、より幅広い分野での芸術文化活動の支援が可能となりました。

2013年3月現在、財団は以下の施設の管理・運営を行っています。

ヨコハマ創造都市センター
横浜美術館
横浜みなとみらいホール
横浜能楽堂
横浜にぎわい座
横浜赤レンガ倉庫1号館
横浜市民ギャラリー
横浜市民ギャラリーあざみ野
横浜市磯子区民文化センター 杉田劇場
横浜市吉野町市民プラザ
横浜市岩間市民プラザ
大佛次郎記念館
* 関内ホール

これらの施設は、横浜市民の文化芸術活動の拠点として、また、国内外からの来訪者にとっても重要な文化発信の場となっています。財団は、これらの施設の運営を通じて、市民が芸術文化に触れる機会を提供し、創造的な都市文化の発展に貢献しています。

沿革

財団の歴史は、1976年に設立された財団法人大佛次郎記念会にまで遡ります。その後、1987年に財団法人横浜市美術振興財団が設立され、1991年には財団法人横浜市文化振興財団が設立されました。1999年には、財団法人横浜市文化振興財団が財団法人大佛次郎記念会を統合し、組織の再編が行われました。そして、2002年に財団法人横浜市文化振興財団と財団法人横浜市美術振興財団が統合し、現在の横浜市芸術文化振興財団が発足しました。

2009年7月1日には、公益財団法人へと移行し、より公共性の高い事業展開を行うようになりました。この移行により、財団は横浜市の文化芸術振興において、さらに重要な役割を担うこととなりました。

脚注

この財団は、横浜市の芸術文化振興のために、多岐にわたる事業を展開しています。主な事業としては、施設の運営のほか、芸術文化に関するイベントの企画・実施、アーティストの育成支援、国際交流事業などがあります。これらの事業を通じて、横浜市は創造性豊かな都市としての魅力を高めています。

外部リンク

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団

この財団の公式サイトでは、最新のイベント情報や施設の詳細、事業報告書などが公開されています。横浜市の文化芸術に興味がある方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。

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