横田真未

横田真未 (よこた まみ) のバレーボール人生

横田真未は、1997年12月10日生まれの日本の女子バレーボール選手です。愛知県豊田市で育った彼女は、幼いころから両親の影響を受けてバレーボールを始めました。小学校3年生の頃から競技に親しみ、徐々にその才能を開花させていきました。

学生時代の活躍

横田は古川学園高等学校に進学し、在学中に春高バレーに3年連続で出場し、チームの主力として奮闘しました。高校卒業後、東海大学に進学し、さらにその実力を発揮します。大学2年生の時には、全日本ユニバーシアードチームの一員としてVTVカップに出場し、貴重なスタメンの機会を得て、チームが5年ぶりに優勝するのに尽力しました。3年生になった2018年には女子アジア東部地区選手権に出場し、全試合でのスタメン出場を果たし、チームを優勝に導きました。

また、2019年の第30回ユニバーシアード競技大会でも再び松井珠己選手と共にスタメン出場し、3位に輝く成果を収めるなど、大学時代から国際舞台での存在感を示しました。

プロ入りと成績

2020年4月、横田はデンソーエアリービーズに入団します。ルーキーイヤーの2020年10月、開幕戦の久光スプリングス戦でスタメン入りし、見事デビューを果たしました。その年には最優秀新人賞を受賞し、今後の活躍が期待される選手となりました。2022年には日本代表として初めて登録され、初のネーションズリーグ出場を果たしました。

さらには2022年の世界選手権にもメンバーとして選出され、国際的な舞台で経験を積みました。2024年4月にデンソーを退団することが発表され、同年6月にはクインシーズ刈谷への入団が決まり、新たなステージでの活躍が期待されています。

プレースタイル

横田選手は、特にBクイックにおいて高い技術と得点力を誇ります。彼女はAクイックやBクイックを使った攻撃スタイルを得意としており、また近年の女子バレーボールで見られるミドルブロッカーのライト側での攻撃においても独自の強みを持っています。ブロード攻撃を避け、しっかりと両足からジャンプして高打点でのアタックを行うスタイルは、彼女の特徴的なプレーの一部です。

彼女のゲームに対する理解度や戦術眼は非常に高く、指導者やチームメイトからも信頼を寄せられています。川北前監督からは「どのセッターとも合わせやすく、得点力が高い」と評価されており、松井選手や中元選手からもそのプレースタイルについて称賛の声が寄せられています。

人物背景と家族

横田真未選手には実妹がおり、同様にバレーボール選手として活躍する横田紗椰香選手がいます。彼女たちは高校から大学まで同じ学校で過ごし、共に刺激し合いながら成長してきました。出身中学校は裾花中学校となっていますが、中学時代は貝塚ドリームスに所属していたようです。

まとめ

横田真未選手は、その若さと才能で日本の女子バレーボール界に新風を吹き込む存在です。国際大会での素晴らしい成績やプロリーグでの活躍が証明するように、彼女は今後ますます注目される選手であり、その成長が期待されます。

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