横谷政樹

横谷政樹（よこたに まさき、1952年5月10日生まれ）は、日本サッカー界においてディフェンダーとして名を馳せた人物です。彼の選手キャリアは、京都商業高校（現在の京都学園高校）から始まり、法政大学を経て、実業団サッカーの名門である日立製作所へと進みました。

日立製作所では、1975年から1983年までの長きにわたり中心選手として活躍し、チームの守備を支えました。その後、全日空横浜（現在の横浜フリューゲルス）へ移籍し、1984年から1985年までプレーしました。

横谷の特筆すべき点は、日本代表としての実績です。1974年7月23日のルーマニア戦（コンスタンツァ）で国際Aマッチに初出場を果たし、1977年までに国際Aマッチ20試合に出場しました。1973年6月26日には、1FCケルン（西ドイツ）との試合（国立競技場）にも出場しています。1976年のアジアカップ予選や、ワールドカップアルゼンチン大会予選など、重要な国際大会にも出場し、日本のサッカーの発展に貢献しました。

個人成績としては、JSL東西対抗戦に2回出場（1979年、1983年）しています。これは、当時の日本サッカーリーグにおけるトッププレーヤーの証であり、彼の高い実力を示しています。

引退後については詳細な情報が少ないですが、現役時代の功績は色褪せることなく、日本のサッカー史にその名を刻んでいます。彼のプレーは、多くのサッカーファンに記憶され、後進の選手たちに影響を与え続けています。

所属クラブ
京都商業高校（現・京都学園高校）
法政大学
1975年 - 1983年：日立製作所
1984年 - 1985年：全日空横浜

代表歴
日本代表初出場（国際Aマッチ）：1974年7月23日 対ルーマニア戦（コンスタンツァ）
日本代表初出場：1973年6月26日 対1FCケルン（西ドイツ）戦（国立競技場）

出場大会
アジアカップ(1976)予選
ワールドカップアルゼンチン大会予選

試合数
国際Aマッチ 20試合 0得点(1974-1977)

参考文献
『日本サッカーリーグ全史』日本サッカーリーグ、1993

外部リンク
横谷政樹 - National-Football-Teams.com (英語)
横谷政樹 - FootballDatabase.eu (英語)
* 横谷政樹 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)

もう一度検索