橋本拳人

橋本拳人



橋本拳人（はしもと けんと、1993年8月16日生まれ）は、東京都板橋区出身のプロサッカー選手です。現在、スペインのSDエイバルに所属しており、主にミッドフィールダー（MF）、特にボランチとして活躍していますが、センターバックやサイドバックとしてもプレーする柔軟性を持っています。彼は日本代表としても選ばれており、国際舞台でもその実力を示しています。

来歴



プロ入り前


橋本選手は5歳でサッカーを始め、兄の影響でFC東京スクールに通い始めました。その後、2006年には同クラブの下部組織に加入し、小学校時代には板橋区のアミーゴFCに在籍していました。特にFC東京U-18では主軸選手としての地位を確立し、ボール奪取能力の高さでチームの攻守に貢献しました。

FC東京


2012年にFC東京へ正式に昇格した橋本選手は、プロ初年度はリーグ戦での出場機会は限られましたが、次第にその実力を示していきました。2013年にはセンターバックとしても練習を重ね、評価を高めました。出場機会を求めて2013年5月にロアッソ熊本へ期限付き移籍。その後、ボランチ及びセンターバックとしての業績が認められ、J2での最多タックル数を記録するなどの活躍を見せました。

FC東京復帰


熊本から復帰後、2015年にFC東京で初先発を果たし、即座にゴールを決めるという掴みの良いスタートを切りました。以降、様々なポジションでチームに貢献し、特に2019年にはJリーグ・ベストイレブンに選出されました。

FCロストフ


2020年にはFCロストフに完全移籍。ロシアリーグでの初ゴールを記録し、存在感を示しました。しかし、2022年にはロシアのウクライナ侵攻を受け、契約を停止し日本へ帰国。

ヴィッセル神戸


神戸では中盤のトライアングルの一員として活躍し、一シーズンを通じて安定したプレーを展開しました。2022年にはスペイン・セグンダ・ディビシオンのSDウエスカへ移籍。

SDエイバル


2024年8月には、SDエイバルとの契約を結び現在に至ります。相手の攻撃を抑えることに定評があり、チームでのさらなる成長が期待されます。

日本代表


橋本選手は、2016年にU-23日本代表として初招集され、その後も代表チームに招集される機会が増えています。2019年には日本代表の一員として国際Aマッチに初先発し、初ゴールを記録。国際舞台での活躍が続いています。

所属クラブ



橋本拳人選手は、多様なポジションでの対応力と高いパフォーマンスにより、今後もサッカー界での活躍が期待されています。

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