橋本篤郎

橋本篤郎：元プロ野球選手の経歴と特徴

橋本篤郎（はしもと あつろう）は、1998年2月24日生まれの元プロ野球選手で、熊本県葦北郡芦北町の出身です。投手として活躍しており、左投左打の選手でした。彼は育成選手として読売ジャイアンツに所属していましたが、登録名は2015年12月23日まで「山下 篤郎」であり、その後自身の希望により「橋本 篤郎」に変更されました。

経歴

プロ入り前

橋本選手は熊本県の鎮西高等学校に進学し、2年次の春から一塁手と投手の両方で活躍しました。同校は第86回選抜高等学校野球大会に出場するものの、彼はインフルエンザにかかった影響で登録選手には選ばれませんでした。しかし、3年次にはエースとしての役割と4番打者を務め、野球部の主将にまで昇進しました。彼の実力は評価され、2015年10月22日に行われたプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツから育成選手ドラフトの6巡目で指名を受け、入団が決まりました。

巨人時代

プロ入り後の2016年と2017年は、主に三軍でのプレーが中心で、二軍公式戦での登板はありませんでした。しかし、2018年には二軍公式戦に1試合登板し、防御率2.25を記録しました。また、三軍では13試合に出場し、5勝3敗、防御率1.20という成績を収めました。この年の10月31日には育成選手契約の規定により自由契約の公示がされましたが、その後再契約が行われました。

2019年には二軍で4試合登板し、防御率3.18を記録。三軍戦では13試合に出場し、3勝2敗、防御率2.33という成績を残しました。再び10月31日に自由契約の公示がありましたが、やはり育成選手として再契約されました。しかし2020年には二軍公式戦出場がなく、三軍戦でも1試合の出場にとどまり、11月2日に戦力外通告がされました。

現役引退後

巨人を退団後、橋本選手は熊本赤十字病院の軟式野球部で内野手としてプレーを続けています。選手としての経験を生かしながら、野球を楽しむ姿勢は、彼の新たな挑戦として注目されています。

選手としての特徴

橋本選手は、最速で144km/hの速球を投げることができ、さらに落差の大きいカーブを持つ貴重な左腕です。その投球スタイルは多くのファンに支持され、プロの世界でも一目置かれる存在でした。彼の成績は、一軍公式戦には出場していないものの、育成選手としての存在感や技術を証明するものでした。

詳細情報

• - 年度別投手成績: 一軍公式戦出場なし
• - 背番号: 020（2016年 - 2020年）

橋本篤郎選手の今後の活躍にも目が離せません。

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