機動劇団はろ一座

機動劇団はろ一座

『機動劇団はろ一座』（きどうげきだんはろいちざ）は、ガンダムシリーズの登場人物をデフォルメしたキャラクターが魅力のパロディ漫画です。これは、株式会社ボトルキューブによって制作され、雑誌『ガンダムエース』にて連載されていました。この作品の特徴は、キャラクターたちが劇団員として劇を演じるという設定にあります。作品の座長であるハロは役者ではなく、裏方として運営を担当しています。

作品概要

連載は2004年6月号からスタートし、時を経てゲームセンター向けのキーホルダーが販売されることとなりました。これにより、ファンの間では作品をゲーム化する想像が広まりましたが、座長役のハロが最終的にゲーム会社バンダイと連携する運びとなりました。その結果、2005年には『機動劇団はろ一座 ハロのぷよぷよ』や『同 ガンダム麻雀DS』が登場しました。

連載は2006年3月号で一時終了しましたが、2007年には『帰ってきた機動劇団はろ一座』という名称で再び連載が開始されました。この再開は、冒頭の記載が目次には反映されない特異な形で行われ、ガンダム関連ゲームの情報紹介コーナー内に位置づけられていました。

ハロのぷよぷよ

ゲーム『ハロのぷよぷよ』は2005年7月にリリースされ、セガからも許諾を得て、作品中のキャラの素材を供にしたパズルゲームとして楽しむことが出来ました。ゲームは基本的に『ぷよぷよ通』のルールに従いながらも特有の要素を加え、プレイヤーは多様なキャラクターを選択し、連鎖ボイスや漫才デモを楽しみながら進めていきます。

特に注目すべき点は、連鎖ボイスが200種類以上あったり、100種類以上の漫才デモが新たに盛り込まれていることです。プレイヤーはボイスカスタムが可能で、自分好みにデータを編集できます。また、個別キャラクターごとの音楽も提供され、より没入感のある体験が可能でした。

ガンダム麻雀DS

『ガンダム麻雀DS』は、2005年末に発売され、麻雀の要素を取り入れたゲームです。登場人物たちは、名シーンや名台詞を織り交ぜた言動を展開し、麻雀を盛り上げます。プレイヤーは各キャラクターの特性を利用しつつ、フィギュアを賭けるシステムも特徴的です。

フィギュアは180種類以上あり、収集する楽しみがあります。さらに、シナリオ対局モードやフリー対局モードも用意されており、多彩な対戦が楽しめます。加えて、バンダイナムコゲームスから2007年には続編として『ガンダム麻雀+Ζ』も登場し、より充実した内容とネットワーク対局機能が追加されました。

まとめ

『機動劇団はろ一座』は、そのユニークなキャラクター造形とパロディが魅力の作品で、多くのファンを惹きつけてきました。ゲーム版も多様な要素を取り入れ、遊びごたえのある内容が詰まっています。これからも、ガンダムファンやゲーム好きには長く愛される作品であり続けることでしょう。

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