機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.

機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』は、2005年8月25日にバンダイからリリースされたPlayStation 2用のシミュレーションRPGです。このゲームは、ガンダムのC.E.（コズミック・イラ）シリーズに基づいており、プレイヤーは数々のキャラクターやメカを操りながら物語を進行します。

ゲームの特徴

本作は、『機動戦士ガンダムSEED』や『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』など、複数のガンダム作品のストーリーを組み合わせた内容となっています。特に特徴的なのは、SD（スーパーデフォルメ）ではなく、リアルな体型の機体が登場する点です。また、ゲームシステムはバンダイの他の作品である『SDガンダム GGENERATION』と似ていますが、オリジナルのシナリオと機体を使用したプレイが魅力です。

ゲームは、最初は本作の前作と『DESTINY』をベースに進行し、その後はアストレイ関連の未完結ストーリーにも触れることができます。また、本作では新たに複数の連合機体が登場し、アークエンジェル隊にも新キャラクターが加わるなど、アニメとは異なる視点での最終決戦を楽しめるようになっています。

ストーリー展開

本作のストーリーは、放送中のアニメを元にしており、28話までの展開が収録されています。最後までのストーリーはIF（イフ）ストーリーとして展開され、デストロイ戦やエンジェルダウン作戦のフィールドが新たに設計されています。プレイヤーの選択によって異なるルートを辿ることができ、例えば、アークエンジェル隊を先に排除するルートや、連合とザフト、アークエンジェルが三つ巴になる展開も用意されています。

キャラクター

様々なキャラクターが登場しますが、開発段階が物語の前半にあたったため、後半に登場するレジェンドガンダムやインフィニットジャスティスガンダムなどは含まれていません。その一方で、デスティニーガンダムやストライクフリーダムガンダムは登場し、ゲームの中で異なる役割を果たします。

キャラクターの一部は、どのステージでも使えるという特典があり、これによりプレイヤーは自由に戦略を立てることが可能です。さらに、隠しキャラクターや機体も存在し、プレイする楽しみが増えています。

戦闘システム

ゲームの戦闘は、各キャラクターの必殺技や特殊能力を駆使して戦います。多くの機体が似たような技を持っているため、プレイヤーはその特徴を理解して使用する必要があります。中でもザフト軍が勝利するルートが二つ用意されているのが面白く、プレイヤーの選択次第で物語が大きく変わります。

結末

プレイヤーの選択によっては、原作とは逆の展開になることもあります。登場キャラクターの運命は、アニメでは異なる形で描かれ、撃墜されると死亡扱いになるキャラもいるため、真剣にバトルに臨む必要があります。

このように、シナリオやキャラクター、戦闘システムが複雑に組み合わさった『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』は、ガンダムファンにとって必見の作品です。

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