機動戦士ガンダムSEEDシリーズ (書籍)

機動戦士ガンダムSEEDシリーズ（書籍）

『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に基づく様々な関連書籍で構成されています。このシリーズには、小説、漫画、公式ガイドブック、写真集、雑誌など、多岐にわたる出版物が含まれています。以下では、各カテゴリーの出版物について詳しく説明します。

小説

機動戦士ガンダムSEED

角川スニーカー文庫からは、全5巻の小説『機動戦士ガンダムSEED』が出版されています。この作品はアニメのストーリーラインに忠実でありながら、一部のシーンでは新たなエピソードや変更が加えられています。特筆すべき点は、地球連合軍のグリーンランド基地がこの小説にのみ登場することです。

著者は後藤リウが務め、本の挿絵は小笠原智史が担当しています。各巻のタイトルは以下の通りです：
1. すれ違う翼
2. 砂漠の虎
3. 平和の国
4. 舞い降りる剣
5. 終わらない明日へ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

続いて、同じく角川スニーカー文庫から全5巻の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が出版されます。この作品の最終巻は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS 選ばれた未来』版となっており、アニメでは描かれなかった一部のキャラクターの戦後エピソードや、アウルとスティングの死亡シーンに関しても新たな展開が追加されています。

著者は同様に後藤リウわで、イラストはAs'MARIAが手掛けています。各巻のタイトルは：
1. 怒れる瞳
2. さまよう眸
3. すれ違う視線
4. 示される世界
5. 選ばれた未来

漫画

コミックボンボン版

講談社から出版された『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のコミカライズは全2巻と4巻からなります。前者は『キラとアスランの激闘』というタイトルのもと、キラ・ヤマトとアスラン・ザラの友情を軸にした物語で、アニメ本編の要素をかなり省略しつつもオリジナルエピソードを展開します。後者は、シン・アスカを中心にした物語で、グラディス隊の視点から展開されます。

現在は明けて絶版となっていますが、コンビニコミックとして一部が再販されています。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE

こちらは角川書店から出版された『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のコミカライズで、全5巻と2巻構成です。アスラン・ザラの視点で語られることで、戦闘シーンよりもキャラクターの内面に焦点を当てた作品となっています。また、こちらのシリーズも最近新装版が発売されるため、注目されることでしょう。

オフィシャルファイルやガイドブック

『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』関連として、様々な公式ガイドブックやキャラクター資料集も出版されています。これらは物語やキャラクターの詳細、コンセプトアートを交えた内容で、ファンにとっての貴重な情報源となっているのです。

まとめ

『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』は、多様なメディアを通じて作品世界を深く探求できる機会を提供しています。小説、漫画、公式ガイドなど、興味を引く出版物はたくさんあります。ガンダムファンには必見のシリーズと言えるでしょう。

もう一度検索