機動施設隊

機動施設隊について

機動施設隊（英称：Mobile Construction Group）は、海上自衛[[隊]]の航空集団に所属する部隊です。主な任務は、海上自衛[[隊]]の航空部隊が円滑に活動できるよう、基地施設の維持、修理、そして災害発生時には迅速な復旧作業を行うことです。また、災害派遣や除雪支援といった民生協力も重要な役割として担っています。

任務内容

機動施設隊の任務は多岐にわたりますが、主なものとしては以下の通りです。

施設維持・修理: 航空基地の滑走路、誘導路、駐機場、格納庫などの施設を日常的に点検し、必要に応じて修理を行います。
災害復旧: 地震や台風などの自然災害によって基地施設が被害を受けた場合、速やかに復旧作業を行い、航空部隊の活動に支障が出ないようにします。
民生協力: 災害派遣や除雪支援など、地域住民の生活を支援する活動も行います。

沿革

機動施設隊は、以下のような変遷を経て現在に至っています。

1977年（昭和52年）12月27日: 航空集団直轄部隊として「航空施設隊」が八戸航空基地に新編されました。当初は、本部3個班と第1、第2施設隊で構成されていました。
1984年（昭和59年）7月2日: 部隊改編が行われ、副長が置かれ、第3施設隊が新編されました。
2001年（平成13年）6月27日: 航空施設隊が廃止され、「機動施設隊」が新編されました。同時に、第4施設隊が加えられました。
2002年（平成14年）4月1日: 訓令の改正により、機動施設隊の司令が1等海佐となりました。

部隊編成

機動施設隊は、以下の組織で構成されています。

司令
副長
隊本部
第1施設隊
第2施設隊
第3施設隊
第4施設隊

主要幹部

機動施設隊の主要な幹部は、司令と副長です。司令は1等海佐が務め、部隊全体の指揮を執ります。副長は、司令を補佐し、部隊運営を円滑に進める役割を担います。

所在

機動施設隊は、青森県八戸市にある八戸航空基地に所在しています。

関連情報

航空集団HP: 海上自衛[[隊]]の航空集団に関する情報は、公式ウェブサイトで確認できます。
機動施設隊の編制に関する訓令: 機動施設隊の編制に関する詳細な規定は、海上自衛[[隊]]訓令で定められています（平成13年6月26日海上自衛[[隊]]訓令第35号）。
* 防衛白書: 防衛省が発行する防衛白書にも、機動施設隊に関する説明が記載されています。

機動施設隊は、海上自衛[[隊]]の航空作戦を支える重要な部隊であり、その活動は、日本の防衛と安全に不可欠です。

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