歌ドキッ! 〜ポップクラシックス〜

『歌ドキッ! 〜ポップクラシックス〜』：ハロー!プロジェクトの音楽番組詳細

2006年10月2日から2008年3月28日まで、テレビ東京系列で放送された『歌ドキッ! 〜ポップクラシックス〜』は、ハロー!プロジェクトのメンバーが中心となり、往年の名曲を現代風にアレンジして披露する音楽番組でした。当初は2クールで終了予定でしたが、好評を受け1年延長され、最終的に1年半にわたって放送されました。

番組のコンセプト

番組のテーマは「時代を超えた名曲を現代に受け継ぐ」こと。ハロー!プロジェクトのメンバーやシャ乱Qといったアーティストが、毎週決められたテーマや年代に沿った楽曲を、ロック調アレンジで歌唱しました。出演ミュージシャンは、主にアップフロントグループ所属アーティストが中心でした。サウンド面では、原曲とは異なるロックサウンドが特徴的で、多くの楽曲に生バンドが使用されました。

各シーズンの内容

番組は3ヶ月（1クール）ごとに改編され、その期間をシーズンとしていました。シーズンごとに内容が変化しており、視聴者にとって新鮮な楽しみ方が提供されました。

シーズン1 (2006年10月 - 12月): 週単位で年毎の楽曲を選び、毎週金曜日に総集編が放送されました。初期には週替わりナビゲーターがいましたが、その後はナレーションのみとなり、総集編でのみ出演となりました。
シーズン2 (2007年1月 - 3月): 週単位でテーマ毎の楽曲が選曲されました。このシーズンからは金曜日の総集編は廃止されましたが、24週目のみ特別に総集編が放送されました。
シーズン3・4 (2007年4月 - 9月): 視聴者からのリクエスト楽曲を中心に放送。モーニング娘。のメンバーが週替わりでDJを担当し、リクエスト紹介や短いトークを展開しました。DJは音声とアーティスト写真のみの出演でした。また、過去の放送のアンコールやハロプロメンバーの新曲披露も行われました。シーズン3の39週目とシーズン4の53週目には総集編が放送されました。水曜日は過去の放送のアンコール回が中心でした。
シーズン5・6 (2007年10月 - 2008年3月): 「フィーチャリング」をテーマに、週ごとに1週間同じ歌手が担当しました。MCは写真ではなく動画で流れるようになり、週の初日には生放送形式のMCパートが設けられました。それ以外の日は小窓での出演でした。また、毎週1日は「トークの日」として、その週の歌手とMCが楽曲についてトークするコーナーが設けられました。

主題歌とエンディングテーマ

オープニングテーマはcapsuleの「テレポテーション」というインストゥルメンタル楽曲が使用されました。エンディングテーマには、放送時期にリリースされたハロー!プロジェクトの新曲のPVが中心でしたが、ハロプロ以外のアップフロント所属アーティストの楽曲PVも使用されていました。また、プッチベスト7収録曲がエンディングテーマとして使用された時期もありました。

放送時間

放送時間は平日深夜24:53～25:00でしたが、2007年4月4日からは水曜日の放送時間が20分繰り下げられました。放送局はテレビ東京系列（テレビ東京、テレビ北海道、テレビ大阪）でした。

スタッフ・制作

番組制作には多くのスタッフが関わっており、テレビ東京、アップフロントワークス、エス・エス・エム、八峯テレビなどが制作に協力しました。

DVDリリース

番組の映像はDVDとして複数巻リリースされ、多くのファンに購入されました。また、ファンクラブ限定で発売されたDVDも存在しました。

この番組は、ハロー!プロジェクトの楽曲はもちろん、幅広い世代に愛される名曲を、ハロプロメンバーの個性と魅力を活かして紹介した、貴重な音楽番組でした。番組で歌われた多くの楽曲は、今もなおファンに愛され続けています。

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