歌謡ジャーナル

歌謡ジャーナル

『歌謡ジャーナル』（かようジャーナル）は、1990年4月6日から2006年4月1日までNHK-FMで放送されていた音楽番組です。この番組は毎週土曜日の12:15から14:00まで放送され、主に演歌や歌謡曲に焦点を当てていました。

番組の概要

『歌謡ジャーナル』では、主に活躍する歌手を毎週2〜3組スタジオに招き、ゲストの楽曲を聴きながら、その歌手の活動や最新楽曲の特徴について話を展開しました。この内容は、ラジオ第1放送の「ひるの散歩道」のFM版とも言えるもので、多くのリスナーに親しまれました。

1999年までは、年末の最後の放送では伊藤強を招き、1年間の歌謡界を振り返る特集が恒例となっていました。しかし、2000年以降は「歌謡スクランブル」のパーソナリティを迎え、各々の思い出の曲を聴きながら一年の締めくくりを行う形にシフトしました。

終了とその後の展開

2006年4月には、ラジオ第1放送で12時台にサイマル放送が実施されることになったため、番組は4月1日をもって一旦終了しました。その後、同年4月8日からは、平日放送されていた「歌謡スクランブル」が土曜日にも編成されることになり、2009年3月末までは『歌謡ジャーナル』の内容を受け継ぐ形で放送が続けられました。特に、玉利かおるがこの土曜日の放送のDJを担当し、リスナーに親しみを込めて楽曲を紹介しました。4月以降は、月曜日から土曜日まで同一のテーマが設けられることとなり、本番組時代から続いていた新曲紹介のセグメントは事実上幕を閉じました。ただし「話題のホットミュージック」という月に1回程度のコーナーで、最新の歌謡曲の紹介は引き続き行われています。

パーソナリティ

この番組では、主に夏木ゆたかが1990年から2005年3月までパーソナリティを務めていましたが、彼はBS2の「BSカラオケ塾」の司会に移行したため、降板となりました。その後、玉利かおるが2006年から2009年まで担当し、歌謡スクランブル化後も同様の形式で番組に残留しました。また、コロッケも2005年4月から番組終了までの間、パーソナリティを担当しました。

関連番組

『歌謡ジャーナル』は、同時期に放送されていた「ひるの歌謡曲」や「歌謡スポットライト」との関連もあり、これらの番組と共に多くの音楽ファンに愛されました。このように、歌謡曲の魅力を伝える場として重要な役割を果たしました。

この番組は、音楽を通じて多くの人々に楽しさや感動を提供することに貢献し、今でもその記憶は色あせることなく、音楽の大切さを再認識させてくれます。

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