正面健司

正面健司：華麗なるステップと正確なキックで魅せた元ラグビー日本代表

正面健司（しょうめん けんじ）は、1983年5月1日生まれの大阪府守口市出身の元ラグビー選手です。

高校時代は、名門・東海大学仰星高等学校で才能を開花させました。1年生からレギュラーとして活躍し、全国高等学校ラグビーフットボール大会（花園）に3度出場。中でも79回大会ではチームを全国優勝に導く活躍を見せました。79回大会以外の出場ではベスト8という素晴らしい成績を残しています。

彼の類まれな才能は早くから注目を集め、高校時代にはラグビーマガジン誌においてルーキーオブザイヤーを受賞しています。この受賞は、正面選手の将来性を示唆する大きな出来事となりました。

高校卒業後は同志社大学に進学し、大学ラグビーでもその実力を発揮しました。大学卒業後、2006年にはトヨタ自動車ヴェルブリッツに入社。その後、2009年6月からは神戸製鋼コベルコスティーラーズへ移籍し、長きに渡りチームの中心選手として活躍しました。2015年にはトップリーグ通算100試合出場という大きな節目を達成しています。

2019年4月からは近鉄ライナーズでプレーし、2021年4月に現役を引退しました。

日本代表としては、2002年のアジア競技会で初キャップを獲得。その後も代表として活躍し、2キャップを記録しました。

彼のポジションはフルバック(FB)で、持ち前の俊足と正確なキック、そして華麗なステップワークは多くのファンを魅了しました。

正面選手の経歴を振り返ると、高校時代からの輝かしい実績と、トップリーグでの長期にわたる活躍、そして日本代表としての経験が、彼のラグビー人生における充実ぶりを示しています。

身長175cm、体重85kgと恵まれた体格を持ち、ニックネームは「けんじ」または「けんちゃん」として親しまれていました。

正面健司選手は、日本のラグビー界に大きな足跡を残した選手と言えるでしょう。彼の活躍は、多くのラグビーファンにとって忘れられない記憶として残っています。

関連人物

豊田真人（東海大仰星時代の後輩）
酒井茉耶（東海大仰星時代の同級生）

外部リンク

* 正面健司 (@shomenkenji10_15) - Instagram

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