武相決戦

武相決戦（ぶそうけっせん）とは

Jリーグに加盟するFC町田ゼルビアとSC相模原が対戦する試合を指します。この対戦は、両クラブがそれぞれの地域名を冠した特別な名称で呼んでいます。町田側は「武相決戦」、相模原側は「相武決戦」と呼称しています。

概要

FC町田ゼルビアのホームタウンである東京都町田市と、SC相模原のホームタウンである神奈川県相模原市は、都県境を流れる境川を挟んで隣接しています。この地理的な近さから、両クラブの対戦は、地域住民にとって特別な意味を持つダービーマッチとして認識されています。東京新聞は、この対戦を「境川ダービー」と報じていました。

2014年3月、両クラブは対戦の企画名を公募し、その結果、ホーム・アウェイに関わらず、町田側からは「武相決戦」、相模原側からは「相武決戦」と呼称することで合意しました。

2015年シーズンには、ダービー3試合の合計勝ち点で上回ったチーム側の呼称を翌シーズンに使用するというルールが設けられました。この結果、第1戦は相模原が2-1で勝利、第2戦は町田が1-0で勝利、第3戦も町田が1-0で勝利し、町田側の呼称である「武相決戦」が使用されることになりました。しかし、町田がJ2に昇格したため、呼称権は両チームが同じカテゴリーに所属するシーズンまで持ち越されることになりました。

その後、2021年シーズンに相模原がJ2に昇格し、6年ぶりに両チームが同じカテゴリーで対戦することになりましたが、町田・相模原双方ともに公式には「武相決戦」という名称を使用することはありませんでした。

ホームスタジアム

FC町田ゼルビア：町田GIONスタジアム
SC相模原：未定（相模原ギオンスタジアムが主に使用される）

戦績

これまでの対戦成績は以下の通りです。

FC町田ゼルビア：7勝1分2敗
SC相模原：2勝1分7敗

この戦績からも、両チームのライバル関係の激しさが伺えます。

関連情報

* 日本のダービーマッチ

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