武蔵野学院大学

武蔵野学院大学について

武蔵野学院大学（むさしのがくいんだいがく）は、日本の埼玉県狭山市に位置する私立大学です。2012年に設立されたこの大学は、創立から110年以上の歴史を持ち、地域社会に深く根ざしています。大学の本部は狭山市広瀬台三丁目26番1号にあり、教育の質の向上を目指しています。

歴史

この大学の起源は1912年の大橋幼稚園の設立にさかのぼります。その後、1920年には大橋家政女学校、1922年には武蔵野高等女学校が設立され、教育の場が広がっていきました。1981年には武蔵野短期大学が開学し、幼児教育学科が設置されました。1991年には国際教養学科も新たに追加され、国際的な視野を持つ教育が展開されました。

2004年には、武蔵野学院大学が設立され、国際コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科がスタートしました。これにより、より専門的で国際的な教育に焦点を当てるようになりました。2007年には大学院も設けられ、国際コミュニケーション研究科国際コミュニケーション専攻修士課程が設置されました。その後、2010年に日本語別科が開設され、外国人学生にも対応した教育が開始されましたが、2013年にはその別科は廃止されました。

さらに、2011年には博士後期課程を含む国際コミュニケーション研究科が設立され、大学院の充実が図られました。2017年には一部の専攻の学生募集が停止されましたが、国際コミュニケーションの専攻は依然として大きな魅力を持ち続けています。

学部・大学院

武蔵野学院大学には、主に国際コミュニケーション学部があり、国際コミュニケーション学科が設置されています。また、大学院においても国際コミュニケーション研究科が設置され、国際コミュニケーション専攻が提供されています。

併設校としては、武蔵野短期大学、武蔵野短期大学附属幼稚園、そして武蔵野中学高等学校があります。これにより、幼児から大学院レベルまで幅広い教育を提供し、地域の教育ニーズに応えています。

大学関係者

大橋幼稚園から始まった武蔵野学院大学は、長い歴史を持つ教育機関です。現在、学長には高橋暢雄氏が就任しています。また、名誉学長には法学者の大久保治男氏や、元NHKテレビ・ラジオ体操指導者の輪島直幸教授など、優れた教育者が揃っています。さらに、地震学者の島村英紀特任教授や、政治の分野からは大野松茂氏（元自由民主党衆議院議員）や五十嵐文彦氏（元民主党衆議院議員）など、多様な専門家が関わっています。もちろん、芸能界からは女優の浅香光代氏も客員教授として教鞭をとっています。

武蔵野学院大学は、その豊かな歴史と多様な学問の集積を背景に、学生に対して質の高い教育を提供し続けています。国際化が進む現代社会において、この大学での学びは、国際的な視野を育み、社会での活躍につながるでしょう。

もう一度検索