比田美仁

比田 美仁（ひだ よしひと）氏は、1977年7月7日生まれのNHKアナウンサーです。

埼玉県に生まれ育ち、埼玉県立松山高等学校を卒業後、東京理科大学理学部第一部で学びました。大学を卒業した2000年4月からNHKに入局する2003年3月までの約3年間は、証券会社で社会人経験を積んでいます。その後、2003年4月にNHKに入局しました。

比田アナウンサーは、その大きな目が特徴的と言われています。趣味は、飛行機や鉄道といった乗り物に関すること全般で、特に列車を撮影する、いわゆる「撮り鉄」としての一面も持っています。また、ラジオニュースを担当する際には、締めの言葉として「比田の担当でお伝えしました」のように、独自の言い回しを用いることがあることでも知られています。

NHK入局後のキャリアは、各地の放送局で積み重ねられました。

盛岡放送局時代（2003年度 - 2008年度）
初任地である盛岡では、岩手県内のニュースや中継、リポートなどを担当しました。主な担当番組には『おばんですいわて』のキャスターなどがあります。
仙台放送局時代（2009年度 - 2011年度）
仙台では、宮城県や東北地方のニュースを担当。東日本大震災発生時には、関連情報を取り上げる番組にも携わりました。例えば、『震災に負けないゆうどきネットワーク』や、ニュース番組での不定期な担当がありました。
名古屋放送局時代（2012年度 - 2015年6月）
名古屋では、東海3県や東海北陸のニュースを担当しました。『夕刊ゴジらじ』や『ウィークエンド中部』ではキャスターを務めるなど、地域の情報発信に深く関わりました。
鳥取放送局時代（2015年7月 - 2019年度）
鳥取では、『いちおしNEWSとっとり』の編集責任を務めたり、キャスターの代行を担当したりしました。地域に根差したニュースやリポートのほか、『やしろ荘でごにょごにょ』といった番組も担当しています。
東京アナウンス室時代（2020年度 - 2021年度）
東京では、全国放送や首都圏向けの番組を担当しました。『首都圏ネットワーク』ではリポーターやニュースリーダーを務め、関東甲信越地方のニュースやリポートを担当しました。趣味を生かし、『鉄旅・音旅 出発進行!～音で楽しむ鉄道旅～』といった番組にも出演しています。
山口放送局時代（2022年度 - ）
2022年度からは山口放送局に勤務しています。現在は放送部副部長やアナウンスグループ統括、番組統括業務といった管理職的な役割も担っています。担当番組としては、『情報維新!やまぐち』や『ひるまえ直送便・山口』などで編集責任を務めるほか、不定期でニュース番組を担当しています。

比田アナウンサーは、各地の放送局を巡り、多様な番組で活躍してきました。現在も山口放送局で、ニュースや情報番組の制作・編成の中心的な役割を担いつつ、アナウンサーとしても現場で活動を続けています。

もう一度検索