民主党 (ケニア)

ケニア民主党（Democratic Party、略称DP）は、ケニアにおける主要な保守政党の一つであり、国際民主同盟に加盟しています。

1991年12月、ケニアに複数政党制が導入される以前は、ケニア・アフリカ民族同盟（KANU）が一党支配を行っていました。複数政党制の導入を機に、KANUを離党したムワイ・キバキ氏が中心となり、民主党が結成されました。

2002年12月27日に行われた総選挙では、民主党は国民虹の連合と選挙協力を実施しました。この協力が功を奏し、選挙連合は得票率56.1パーセントを獲得、国民議会における212議席中125議席を占めるという大勝を収めました。民主党自体も36議席を獲得し、その勢力を拡大しました。同日に行われた大統領選挙では、民主党公認のキバキ氏が62.2パーセントの支持を得て当選しました。これにより、キバキ氏はKANU以外の候補者としては初のケニア大統領となりました。

しかし、2007年の総選挙では、民主党は他の政党と連携し、新たな政党である国家統一党を結成しました。キバキ大統領がその党首に就任し、ケニアの政治情勢は新たな局面を迎えました。

外部リンク
ケニア民主党公式ホームページ
民主党2007年選挙マニフェスト
* 民主党2007年選挙候補者

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