水杉玲奈

水杉玲奈（みずすぎ れな）

水杉玲奈は2000年4月6日生まれで、大阪府堺市出身の元女子バレーボール選手です。彼女は4人姉妹の三女で、幼いころから姉の影響を受けてバレーボールと出会いました。小学1年生の時にバレーボールを始めた水杉は、高校時代にその実力を発揮し、多くの大会で目覚ましい成績を収めました。

来歴について

金蘭会高等学校に入学した水杉は、2017年8月に行われた第15回世界ユース女子バレーボール選手権大会（アルゼンチン）で日本代表として参加し、そこから国際舞台での経験を積み始めました。2018年9月の第6回アジアカップでは、準優勝に貢献し、個人としてもベストリベロ賞を受賞するなど、その才能が広く知られることになります。

2019年の春高バレーでは金蘭会高等学校が優勝する際に、再びベストリベロ賞を受賞しました。大会終了後、彼女は東レアローズとしてのキャリアをスタートさせ、登録直後のJTマーヴェラス戦でデビューを果たします。このシーズンでは内定選手にもかかわらず20試合に出場し、ファイナルでもスタメンとしてチームを支えました。

水杉は特に2019年7月の第20回女子U20世界選手権大会での優勝にも貢献しました。彼女は2020年と2021年にも日本代表に選出され、着実にその地位を確立していきました。

選手としての特徴

彼女のプレースタイルは、内なる闘志と強い負けん気に支えられていると、OG選手の迫田さおりから高く評価されています。水杉は2022/23シーズンから東レの副キャプテンに就任し、チームにおけるリーダーシップを発揮しましたが、同シーズン終了後に東レアローズから退団しました。

所属チーム・球歴

• - 堺市立東百舌鳥小学校（東百舌鳥子供バレーボール部）
• - 金蘭会中学校
• - 金蘭会高等学校
• - 東レアローズ（#15 → #11 → #9、2019-2023年）

高等学校大会

- 2019年 第71回全日本バレーボール高等学校選手権大会：優勝

ユース / ジュニア / U-23代表

- 2017年 第11回アジアユース女子選手権大会：優勝
- 2017年 第15回世界ユース女子バレーボール選手権大会
- 2018年 第6回アジアカップ女子：準優勝
- 2019年 第20回世界ジュニア選手権大会：優勝

日本代表（2020-2022年）

- 2019年 アジア選手権：優勝
- 2022年 AVCカップ：優勝

受賞歴

水杉は多くの大会で個人の能力が評価されており、次のような受賞歴があります：

• - 2015年 全国都道府県対抗中学バレーボール大会：ベストリベロ賞
• - 2017年 アジアユース女子選手権大会：ベストリベロ賞
• - 2018年 全日本高等学校選手権大会：ベストリベロ賞
• - 2019年 黒鷲旗全日本男女選抜大会：ベストリベロ賞
• - 2022年 AVCカップ：ベストリベロ賞

水杉玲奈の約6年間にわたる競技者としてのキャリアは、数多くの栄冠に彩られ、彼女のプレイを観ることは多くのファンにとって大きな喜びであったことでしょう。これからは彼女の新たな道にも期待が寄せられています。

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