水着でKISS ME

水着でKISS ME

『水着でKISS ME』（みずぎでキスミー）は、1991年8月3日から1993年12月25日まで、テレビ東京にて放送されたバラエティ番組です。この番組は、毎週土曜日の深夜に放送され、視聴者に恋愛のさまざまなエピソードを提供しました。放送時間は、24:45から25:15までの30分間でした。

番組の構成

この番組は、オープニングやエンディングにグラビアアイドルやキャンペーンガールの水着姿を紹介する「水着美女図鑑」コーナーと、視聴者から寄せられた体験談を基にした恋愛をテーマにしたドラマコーナーで構成されていました。水着美女図鑑には、松嶋菜々子といった有名なタレントが登場し、ドラマには当時人気を博していなかったホンジャマカや、後に有名になる爆笑問題が出演しました。

ドラマでは必ず刺激的な濡れ場のシーンを含んでおり、爆笑問題の田中裕二が独身であったため、そうしたシーンに参加した唯一のメンバーでした。深夜番組は「不毛の時間帯」とも言われていましたが、この『水着でKISS ME』や『ギルガメッシュないと』、さらに『平成女学園』などの性感を扱った番組が登場することで、高視聴率を誇る人気番組として知られるようになりました。

音楽とMC

番組のオープニング曲やエンディングテーマには、当初、Lip'sが起用されていましたが、1992年4月からは井上晴美と藍田美豊（元・少女隊）が司会を担当し、同年秋からは井上と原久美子が新たに進行役を務めるようになりました。また、スタジオ内では、これらの女性司会者がドラマの内容に基づいて恋愛に関するトークを展開しました。年末の特別回には、爆笑問題のメンバーがスタジオに出演することもあり、さらなる盛り上がりを見せたことでしょう。

最末期とエンディングテーマ

番組の末期には、大塚純子による「キャミソールから祈りをこめて」という楽曲がエンディングテーマとして使用されました。この楽曲は、1993年4月21日にリリースされると、多くの視聴者に親しまれました。

スタッフ

番組の制作には、多くの才能あるスタッフが関わっていました。脚本と構成ははたせいじゅんが担い、技術面では日本EJシステムが手掛け、美術はウッドオフィスが担当しました。また、編集とMA（マスタリング・オーディオ）には麻布プラザが関与し、選曲は江本成治（CUBIC）が行いました。演出には、鎌田義孝と今野義範などが名を連ね、プロデューサーの近藤正人がテレビ東京を代表してこのプロジェクトを取りまとめました。

結論

『水着でKISS ME』は、視聴者の恋愛体験を基にしたドラマと、水着姿の美女たちが登場する魅力的なコーナーを通じて、深夜の楽しみを提供しました。時代を超えて、多くの視聴者の記憶に残る人気番組となったのです。

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