水谷俊博

水谷 俊博（みずたに としひろ）は、1970年に兵庫県神戸市で誕生した日本の建築家であり、一級建築士の資格を有しています。現在は水谷俊博建築設計事務所の代表を務める傍ら、武蔵野大学工学部建築デザイン学科の教授として教育・研究活動にも従事しています。

そのキャリアは、1995年に京都大学工学部建築学科を卒業し、1997年には同大学大学院工学研究科建築学専攻の修士課程を修了したことから始まります。大学院修了後、1997年から2005年までの期間、株式会社佐藤総合計画に在籍し、建築設計の実務経験を積みました。2005年には自身の設計活動の拠点として水谷俊博建築設計事務所を設立。また、同年からは武蔵野大学においても教職に就き、専任講師、准教授を経て、現在は同学部の教授として次世代の建築家の育成に携わっています。

これまでに手掛けた代表的な建築作品には、公共施設から個人住宅まで多様なものが含まれます。主な作品として以下のものが挙げられます。

2020年：むさしのエコreゾート
2020年：INVINCIBLE-石神井台の家-
2018年：武蔵野文学館
2017年：武蔵野市クリーンセンター
2012年：アーツ前橋

これらの作品は、建築界で高く評価されており、数多くの賞を受賞しています。これまでの主な受賞歴は以下の通りです。

2020年：GOOD DESIGN AWARD 2020
2017年：GOOD DESIGN AWARD 2017
2016年：第六回外壁改装作品コンテスト 入選
2015年：
平成27年日本建築士会連合会賞 奨励賞
平成27年度日事連建築賞 奨励賞
第13回環境・設備デザイン賞 優秀賞
第24回BELCA賞 ベストリフォーム賞
2014年：
渋谷駅桜丘口地区再開発計画 デザイン・アートワーク アイディアコンペティション 佳作
トロールの森2014 入選
GOOD DESIGN AWARD 2014 GOOD DESIGN Best100
JCDデザインアワード2014 銀賞
第48回SDA賞 サインデザイン優秀賞
大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2015 プロポーザルコンペティション入選
DSA空間デザイン賞2014 空間デザイン優秀賞
平成25年照明普及賞
第4回省エネ・照明デザインアワード

また、建築に関する執筆活動も積極的に行っており、複数の著書があります。

『世界都市史事典』（2019年・昭和堂・共著）
『建築家の自邸に学ぶ設計製図』（2018年・彰国社）
『環境デザインの試行』（2007年・武蔵野大学出版・共著）
『世界住居誌』（2005年・昭和堂・共著）
『文化がみの～れ物語』（2002年・茨城新聞社・共著）
* 『建築思潮05漂流する風景・現代建築批評』（1997年・学芸出版社・共著）

関連項目として武蔵野市が挙げられます。外部リンクとして、水谷俊博建築設計事務所の公式サイトがあります。

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