氷上恭子

氷上 恭子(ひかみ きょうこ)のプロフィール




氷上恭子は、日本の女性声優であり、幅広いジャンルで活躍する多才な存在です。子供時代から絵や音楽に親しみながら成長し、中学時代に演劇部の友人たちと交流することで演技に興味を示しました。しかし、人前に出ることに苦手意識があり、最初は美術部で活動していました。高校に進学すると、声優という職業に出会い、養成所に通い始めました。

しかし、声優業への道は容易ではなく、親からの強い反対を受けました。それでも、保育士を目指して園田学園女子短期大学に進学しつつ、東映俳優養成所大阪校に入所するなど、努力を続けました。短期大学を卒業後、遂に親を説得して東京に移住し、東京アナウンス学院放送声優科を卒業。1992年には、読売テレビ制作のアニメ『コボちゃん』で声優デビューを果たします。

1995年には、『愛天使伝説ウェディングピーチ』で主人公・花咲ももこ(ウェディングピーチ)役を演じ、広く知られるようになりました。その後もテレビアニメ映画、ゲームで様々なキャラクターを演じ、特に洋画の吹き替えの仕事も多く行っていました。さらに、マウスプロモーション内の声優ユニット「Chiffons」の一員としても活動しています。

結婚と私生活



私生活では、2018年7月に俳優の橋本禎之氏と結婚しました。これにより、一層の活躍が期待されています。弟がいることもあって、家族との関係も大切にしていると思われます。特技にはピアノがあり、日本語教育能力試験の資格を持っていることから、教育にも関心があるようです。

活動の幅とエピソード



氷上恭子は、アニメだけでなく、ゲームや外画の吹き替え、さらには舞台など多岐にわたって活動しています。役柄の幅も広く、男性キャラクターからお姉さん役、子供やさらには逆におばあちゃんまで演じることができる技量を持っています。また、関西弁を特技としており、地元の方言を生かした演技も高く評価されています。

トレーディングカードゲームアクエリアンエイジ』では、自身が演じるキャラクターのデザインも手掛けたことがあります。短大時代に幼児教育を専攻した理由は、絵や歌、お芝居=全てを行うことができると思ったからだと語っています。クレジットも積極的に行い、同じく声優の小桜エツコや西村ちなみ、ゆきのさつきと東京アナウンス学院の同期であるなど、業界内でのつながりも大切にしています。

代表作には、アニメ『デ・ジ・キャラット』のラ・ビ・アン・ローズ役や、映画『名探偵コナン』シリーズ、さらには『ポケットモンスター』のエリカ役などがあり、いずれも彼女の声と存在感を楽しむことができる作品です。これからも彼女の活躍に期待が寄せられています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。