氷見市立西の杜学園

氷見市立西の杜学園について

氷見市立西の杜学園は、富山県氷見市にある市立の義務教育学校で、特に小中一貫教育に特化した9年制の施設一体型学校です。この学校は地域の教育機関として重要な役割を果たしており、開校時には144名の児童・生徒が在籍していました。この学校の特徴や沿革、通学区域、アクセスについて詳しく紹介します。

特徴と教育方針

西の杜学園は、氷見市内で唯一の小中一貫教育特認校です。小学校と中学校が統合されることで、教育課程の連携を強化し、児童と生徒がスムーズに学びを深めていける環境が整っています。学年を超えた交流も促進されており、学校全体でのコミュニティとしての一体感が大切にされています。

沿革

開校

この学校は2020年4月1日に開校しました。当初は旧氷見市立西部中学校の校舎を改修して使用する予定でしたが、工事入札の遅れにより、開校時には旧氷見市立速川小学校の校舎を使用することになりました。

初めての行事

開校後の初めての始業式は2020年4月6日に行われましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、新7年生（中学1年生相当）の進級式には保護者のみが参加しました。同日開催予定だった開校式は延期されました。翌日、4月7日には入学式が挙行されましたが、こちらも規模を縮小し、来賓の出席はありませんでした。

新校舎の準備

2020年8月20日には新校舎の竣工式が行われ、翌日から新校舎での授業が開始されました。この新たな環境で、生徒たちは新しい学びの場を得て、自身の成長を目指しました。

初の卒業生

2021年3月18日、最初の卒業証書授与式が実施され、31名の9年生（中学3年生相当）が初めて卒業生として巣立っていきました。また、3月24日には修了式が行われました。

通学区

通学区域には以下の地域が含まれます：谷屋、新保、論田、熊無、小窪、田江、早借、小久米、日詰、日名田、三尾、床鍋、葛葉、久目、触坂、桑院、棚懸、岩瀬、老谷、見内、赤毛、坪池。ただし、この学校は特認校制度により、氷見市内全域から通学することが可能です。

アクセス

学校へのアクセスは、周辺に公共交通機関が通っていないため、車での通学や送迎がメインとなります。地域の交通状況を考慮しつつ、保護者や地域の人々が協力し、児童・生徒の通学をサポートしています。

まとめ

氷見市立西の杜学園は、地域の教育環境を支える重要な存在であり、充実した小中一貫教育を通じて次世代を育成しています。学校の歴史を重ねる中で、地域の期待に応え続ける教育機関としての役割を果たしています。

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