永遠に秘密さ

永遠に秘密さ

「永遠に秘密さ」（えいえんにひみつさ）は、1984年9月13日に発売された近藤真彦の15枚目のシングルレコードです。この曲は、RVC（RCA）からリリースされ、近藤のキャリアの中で特別な意味を持つ作品となっています。

シングルの概要

このシングルはオリコンチャートにおいて、約23.9万枚を売上げ、当時の音楽シーンでの影響力を示しました。発売元のRVCは、近藤真彦のデビュー以来のレコードレーベルではありましたが、「永遠に秘密さ」がこのレーベルからリリースされる最後のシングルとなりました。これにより、近藤の音楽は新たなステージを迎えることになるのです。

音楽的背景と制作

「永遠に秘密さ」の作曲と編曲を手掛けたのは、著名な音楽家山下達郎です。彼はレコーディング時にコーラスやギターも担当し、その音楽スタイルがこのシングルに色濃く反映されています。一方のB面に収録されている「One more time」は、元々山下が「RIDE ON TIME」の別バージョンとして制作したもので、CMタイアップ曲用に提出されたものでした。しかし、こちらは採用されず、小杉理宇造が新たに歌詞をつけて仕上げたものです。

このような背景から、両楽曲は同じ作詞家である松本隆の言葉で彩られ、山下のメロディと編曲によって生み出されました。特に「永遠に秘密さ」は、歌詞と音楽の融合が高く評価され、多くのファンの心をつかみました。

収録曲の詳細

本シングルには、以下の二つの楽曲が収められています。両方の楽曲は、松本隆が作詞、山下達郎が作曲したもので、特に「永遠に秘密さ」はそのメロディの美しさが際立っています。

1. 「永遠に秘密さ」
編曲：山下達郎

2. 「One more time」
編曲：馬飼野康二・山下達郎

結論

「永遠に秘密さ」は、近藤真彦の音楽における重要な一章を象徴する作品であり、音楽的にも商業的にも成功を収めたシングルです。この曲は、時代を超えて多くの人々に愛されており、現在でもその存在感は失われていません。1984年という時代背景の中で、近藤真彦と山下達郎のコラボレーションがもたらした音楽の結晶として、今後も語り継がれていくことでしょう。

もう一度検索