汐月しゅう

汐月 しゅう（しおつき しゅう）

汐月しゅうは、日本の舞台女優であり、元宝塚歌劇団星組の男役を務めたことで広く知られています。彼女は福岡県小郡市で生まれ、西南学院中学校を卒業後、2002年に宝塚音楽学校に入学しました。2004年には宝塚歌劇団に90期生として入団し、初舞台を雪組公演「スサノオ／タカラヅカ・グローリー!」で踏みました。

彼女の宝塚での活動は実に多岐にわたり、星組に配属された後は、数々の作品に出演して技術を磨きました。代表的な舞台には、『ベルサイユのばら』や『オーシャンズ11』などがあり、特に『ロミオとジュリエット』における彼女の演技は多くの観客に感銘を与えました。2014年10月に行われた東京公演「The Lost Glory／パッショネイト宝塚!」を最後に、彼女は宝塚歌劇団を退団しました。

退団後は女優業に転向し、舞台や映画に加え、MCとしての活動も行っています。例えば、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」ではセーラーウラヌス役を演じ、多くのファンに楽しまれています。また、彼女は運動神経も抜群で、演劇女子部の作品やさまざまな舞台に出演し、常に新しい役に挑戦し続けています。

2025年8月には結婚を発表し、プライベートでも新たなステージを迎えることとなります。汐月は常に進化しており、今後の活躍が非常に楽しみな存在です。彼女の舞台上での魅力は多くの観客を惹きつけ、まさにその姿勢が同業者からも高く評価されています。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

• - 初舞台: 雪組『スサノオ』『タカラヅカ・グローリー!』（2004年）
• - 星組公演:

- 『花舞う長安』『ロマンチカ宝塚'04』（2004年）
- 『長崎しぐれ坂』『ソウル・オブ・シバ!!』（2005年）
- 『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』（2006年）
- 『エル・アルコン-鷹-』- リネカー役（2007年）
- 『THE SCARLET PIMPERNEL』- 新人公演：シモン役（2008年）

汐月しゅうの活動は舞台に留まらず、映画や声優活動にも及び、さまざまなメディアでその存在感を示しています。彼女の多才な才能は観客を魅了し続け、今後も楽しみな新作が期待されます。

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