汐留芝離宮ビルディング

汐留芝離宮ビルディングの概要

汐留芝離宮ビルディング（しおどめしばりきゅうビルディング）は、東京都港区海岸一丁目にあり、浜松町駅や大門駅、竹芝駅からアクセスが良い複合商業施設兼オフィスビルです。このビルは、再開発エリアである「汐留シオサイト」に、飯野海運と日本土地建物が共同で開発したものです。隣には汐留ビルディングが立地しており、その周辺環境も注目されています。

立地と周辺環境

このビルは浜松町駅前の交通広場に隣接し、周囲には旧芝離宮庭園や浜離宮庭園が広がっています。また、ビルの西側には東京タワーがあるため、素晴らしい眺望を楽しむことができます。このような恵まれた立地により、訪れる人々にとって、便利で快適な空間が提供されています。

建物の構造

汐留芝離宮ビルディングは、地下1階から地上20階で構成されており、低層部には商業スペース「芝離宮ダイニング」が設けられています。特にこのダイニングエリアは、自然光が差し込む吹き抜け構造で、天井にはアートワークが施されており、訪れる人々に洗練された雰囲気を与えています。4階は設備機械室が位置し、その上の5階から20階には様々なテナントオフィスが入居しています。また、21階には産業支援施設としてインキュベートオフィスが設置されています。

設備と公共空間

このビルは、再開発計画の一環として、公共空間が整備されています。これには、ペデストリアンデッキや地区広場、歩行者道路が含まれており、居住者や訪問客が快適に過ごせるよう配慮されています。これらの公共空間は建物と一体的にデザインされており、訪れる人々がリラックスできる社交の場となっています。

主なオフィステナント

汐留芝離宮ビルディングには、いくつかの主要なオフィステナントが入居しています。例えば、東京ガスエンジニアリングソリューションズの本社は5階から9階に位置しており、その他にもダイフク東京本社、大黒屋東京支店、サンポー食品東京営業所などがこのビルにオフィスを構えています。

アクセス

ビルへのアクセスは非常に便利で、山手線や京浜東北線、東京モノレールが利用できる浜松町駅からは徒歩約2分、地下鉄の大江戸線や浅草線の大門駅からは徒歩約4分、ゆりかもめの竹芝駅からも徒歩約5分で到着します。

参考文献及び外部リンク

• - 『BE建築設備』一般社団法人建築設備綜合協会、2007年3月
• - 汐留芝離宮ビルディング - 飯野海運
• - 汐留芝離宮ビルディング - 中央日本土地建物グループ
• - 芝離宮ダイニング

汐留芝離宮ビルディングは、オフィススペースと商業施設が融合した、地域に根ざした重要な場所として、多くの人々に利用されています。

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