江南厚生病院

江南厚生病院について

愛知県厚生農業協同組合連合会 江南厚生病院は、愛知県江南市にある、JA愛知厚生連が運営する病院です。全国厚生農業協同組合連合会（JA全厚連）の病院の一つであり、「江南厚生病院」または「厚生病院」という通称で親しまれています。

病院の歴史

江南厚生病院は、江南市内にあった2つのJA愛知厚生連の病院、昭和病院と愛北病院の統合によって2008年5月1日に開院しました。両病院の老朽化に加え、同じ市内に同規模の病院が2つ存在するという問題がありました。これは、旧古知野町と旧布袋町がそれぞれ病院を誘致し、後に両町が合併したためでした。統合により、医療資源の効率的な運用が図られることとなりました。

開院に先立ち、愛北病院に併設されていた愛北看護専門学校が病院敷地内に移転しました。また、前身となった両病院の石碑が病院の庭に設置され、その歴史を今に伝えています。

2015年10月には、愛知県から救命救急センターに指定され、地域における救急医療の中核としての役割を担っています。

病院の役割

江南厚生病院は、愛知県尾張北部医療圏の北部地域（江南市、丹羽郡大口町・扶桑町、犬山市など）における急性期医療を担う中核病院です。市民病院がないこの地域において、市民病院的な役割を果たしています。病床数は684床を誇り、屋上にはヘリポートが設置され、救命救急設備の充実が図られています。

診察科

全部で33科の診察科があり、幅広い医療ニーズに対応しています。

交通アクセス

名鉄犬山線を利用する場合、布袋駅または江南駅から名鉄バスに乗り、「江南厚生病院」バス停で下車すると、病院はすぐ目の前です。布袋駅前から出発するバスは、江南駅前を経由します。

また、江南駅からは、江南団地、アピタ江南西店（ヴィアモール）を経由するバスや、すいとぴあ江南から出発する江南駅行きのバスも利用できます。

外部リンク

• - JA愛知厚生連
• - 江南厚生病院

江南厚生病院は、地域住民の健康を支える重要な医療機関として、日々貢献しています。

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