江口勝彦

江口勝彦（えぐち かつひこ）氏は、1961年生まれの日本の理学療法士であり、教育者です。現在、日本保健医療大学保健医療学部理学療法学科の教授を務め、同学科長も兼任しています。専門分野は、基礎理学療法学と運動生理学です。

人物

山形県米沢市出身で、社会医学技術学院理学療法学科を卒業後、国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科保健医療学専攻を修了しました。

臨床経験は非常に豊富で、海老名厚生病院、足立共済病院、茅ヶ崎徳洲会総合病院、医療法人社団康心会（ふれあいグループ）など、様々な医療機関で理学療法士として勤務しました。康心会では、「茅ヶ崎北陵病院」「老人保健施設ふれあいの丘」「茅ヶ崎新北陵病院」といった施設で活動しました。

教育者としてのキャリアも長く、国際医療福祉大学保健学部助手、群馬パース学園短期大学助教授などを経て、現在の日本保健医療大学教授に至ります。これまでの勤務先には、東海大学医学部附属病院リハビリテーションセンター、社会医学技術学院、足立共済病院、国際医療福祉大学、群馬パース学園短期大学、群馬パース大学が含まれます。

主な著書

江口氏は、理学療法に関する多くの専門書を執筆しており、その知識と経験を社会に還元しています。主な著書としては、以下のものがあります。

「整形外科疾患の理学療法」（共著，アイペック）
「図解　自立支援のための患者ケア技術」（共著，医学書院）
「理学療法学事典」（共著，医学書院）
「図解　理学療法検査測定ガイド」（共著，文光堂）
* 「物理療法学」（共著，金原出版）

これらの著書は、理学療法士を目指す学生や、現役の理学療法士にとって非常に有益な情報源となっています。

江口氏は、臨床と教育の両面で理学療法の発展に貢献している、重要な人物であると言えるでしょう。

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