江崎びす子

江崎びす子

江崎 びす子（えざき びすこ、1995年1月30日 - ）は、日本のイラストレーター。
東京都渋谷区広尾で生まれ、目黒区で育ち、現在はあきる野市に在住。

経歴

2013年、大学受験を控えていた時期に、現実逃避として描いたイラスト『メンヘラチャン』をTwitterに公開したところ、ネット上で大きな反響を呼んだ。これが「病みかわいい」という独自のカルチャーとして注目を集めるきっかけとなる。

2014年には、女子のあるあるネタを題材にした漫画『激動のまなぴす』を発表し、知名度を向上。

2016年からは、自身の素顔を公表し、情報番組や雑誌などメディアへの露出を増やし、活動の幅を広げている。

2017年より、同性カップルの交際事情を赤裸々に綴った『原宿系ジェンダーレス男子と大型犬カレシ』をピクシブエッセイで連載開始。

2018年には、人気ファッションメディア『Refinery29』に出演した動画がYouTubeで公開され話題を呼んだ。

同年7月、上記の動画がきっかけとなり、北米最大のアニメコンベンションであるアニメ・エキスポに公式ゲストとして参加。

2021年には、外務省が制作する番組「日本ビデオトピック」に出演。映像は世界各地の日本駐外国大使館のメディアで放映され、日本の最先端KAWAIIカルチャーを発信するクリエイターとして、アメリカ大使館の公式Twitterでも紹介された。

同年、KADOKAWA発行の雑誌『Star Creators!』(カドカワエンタメムック)にて「江崎びす子の平成⇄令和カルチャー研究所!!」の連載を開始。

人物

代表作であるメンヘラチャンが、原宿を好む青文字系女子中高生に支持されていることや、自身が原宿系ファッションを好んでいることから、「原宿系イラストレーター」「原宿ファッションのカリスマ」として知られている。

海外アニメ「パワーパフガールズ」の大ファンであり、自身の作風にも多大な影響を与えたと語っており、自宅の部屋一面がグッズで埋め尽くされている。

平成(主に2000年代)のサブカルチャー愛好家でもあり、当時のフィーチャーフォンのモックアップや、ギャル系ファッション雑誌のバックナンバー、女子小学生の間で流行となった平成女児アイテムの収集などを行なっている。

2023年からは「森川ソーダ」というギャル男としての活動名義を増やし、SNSで平成のギャルカルチャーを発信する他、広告媒体などにも出演している。

作品リスト

単行本

激動のまなぴす 生きたいように生きる女子道 (ピクシブエッセイ) （KADOKAWA 2017年）
病みカワ戦士 メンヘラチャン Official Fan Book（KADOKAWA 2018年）
原宿系ジェンダーレス男子と大型犬カレシ（KADOKAWA 2018年）

キャラクターコンテンツ・作品名

メンヘラチャン
激動のまなぴす
うさたん(メンヘラチャンの相棒、ピンでのTwitterアカウント、グッズ化やコンテンツ化もされている)
フェアリーシッターキャンディ&ドロップ(ゆめかわ男子)
原宿系ジェンダーレス男子と大型犬カレシ
ヤンデレメガネと鬱男

外部リンク

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