江崎普子

江崎普子：1986年ミス・ユニバース日本代表

江崎普子（えさき ひろこ）は、1986年（昭和61年）にミス・ユニバース日本代表に選出された女性です。彼女の華やかな経歴と、その後の活動についてご紹介します。

来歴

岐阜県岐阜市出身の江崎普子は、岐阜県立岐阜商業高等学校に在学中からその美貌で注目を集めました。1984年（昭和59年）にはワコールのイメージガールに選ばれ、1985年（昭和60年）にはレナウンの初代イエイエガールを務めるなど、モデルとしてのキャリアをスタートさせました。

さらに、1984年には鈴鹿サーキットクイーン、1986年にはプロジェクトエイトの初代「ミス・フリーロード」にも選ばれるなど、多方面で活躍しました。高校3年生の時にミス・ユニバースに応募し、見事中部地区代表として日本大会への切符を手にしました。

1986年3月27日、大阪市のザ・シンフォニーホールで開催された日本大会において、江崎普子は日本代表の座を見事射止めました。この時、彼女は梅花女子大学への進学が決まっており、同年4月からは茨木市の同大学で学生生活を送ることになります。前年の古沢初美に続き、梅花女子大学から二年連続でミス・ユニバース日本代表が誕生するという快挙となりました。

チャームポイントは「目と長い首と肩の線」と語り、趣味は料理とオートバイレース観戦。将来の夢は海外で日本人学校の教師をすることだと語っていました。

1986年7月には、パナマシティで開催されたミス・ユニバース世界大会に出場しましたが、残念ながら入賞は果たせませんでした。

ミス・ユニバース日本代表としての特異な期間

1987年（昭和62年）から世界大会の開催時期が早まった影響で、日本大会が前年の秋に繰り上げられました。そのため、江崎普子がミス・ユニバース日本代表を務めた期間は約半年と、異例の短いものとなりました。

当時18歳だった江崎は、1966年（昭和41年）に17歳で代表となった池野温美に次いで若い日本代表の一人です。前任者の古沢初美とは同じ大学の三年下の後輩にあたりますが、後任の難波央江は古沢と同い年であり、江崎の三年上の先輩でした。

江崎普子のミス・ユニバース日本代表としての活動期間は短かったものの、その美貌と知性は多くの人々に記憶されています。彼女の今後の活躍が期待されます。

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