江本城幸

江本 城幸のプロフィール

江本城幸（えもと じょうこう、1966年4月9日生まれ）は、富山県出身の元プロサッカー選手であり、現在はサッカー指導者として活動しています。彼のポジションはフォワードであり、サッカーにおいて数々の功績を残してきました。

初期の経歴

江本は富山県富山市に生まれ育ち、小学校6年生の頃には岩瀬少年団に所属し、全日本少年サッカー大会に出場しました。この大会では優秀選手に選ばれ、彼のサッカー人生の幕開けとなりました。その後、中学・高校時代は静岡県に移り住んでサッカーの留学を経験し、東海大学第一高校で学びました。ここでは多くの有名選手と同じチームでプレーし、彼自身も日本ジュニアユース代表として国際大会に出場するなど、順調にキャリアを積んでいきました。高校選手権では静岡県予選で2度決勝に進出しましたが、惜しくも出場は果たせませんでした。

大学時代

大学は順天堂大学に進み、在学中には大学選手権で二連覇を成し遂げるほか、総理大臣杯でも優勝を果たしました。その際、彼は4年次の関東大学リーグで得点王にも輝き、目覚ましい活躍を見せました。この頃にはすでにプロのスカウトの目に留まる存在となっていました。

プロ選手としてのキャリア

1989年に江本は日本サッカーリーグ2部の住友金属（現在の鹿島アントラーズ）に加入しました。住友金属から鹿島アントラーズへと移行した1992年まで在籍し、その後1993年のJリーグ開幕前にチームを退団しました。退団後は、福島県に招かれ福島FCに加入し、1995年10月に国民体育大会成年の部で優勝を成し遂げるなど、彼の選手としての活動は続延しました。さらに、FCプリメーロに移籍後も福島県代表として天皇杯などの大会に出場していました。

指導者としての活動

選手としてのキャリアと並行して、江本は1990年代半ばから郡山高校の教員として教育活動を行い、サッカー部のコーチとしても指導に携わりました。2000年には郡山高校に戻り、監督として全国高等学校サッカー選手権大会に出場しました。その後も会津工業高校や会津第二高校に異動し、監督や体育教師として多くの生徒を指導しました。

所属クラブ

• - 岩瀬少年団
• - 清水市立清水第七中学校
• - 東海大学第一高等学校
• - 順天堂大学
• - 住友金属/鹿島アントラーズ（1989年～1992年）
• - 福島FC（1993年～1995年）
• - FCプリメーロ（1996年～2000年）

個人成績

江本は1989年8月5日に三菱重工戦でJSL（2部）初出場を果たし、同年9月2日のNTT関東戦で初得点を挙げました。彼の尽力がいかにサッカー界に貢献したかは、数多くの試合結果や選手育成に表れています。

江本城幸のサッカー人生は、選手としての活躍から指導者への転身まで様々な側面を持っていますが、一貫してサッカーに情熱を注ぎ続けている姿が印象的です。

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