江津市立青陵中学校

江津市立青陵中学校について

江津市立青陵中学校（ごうつしりつ せいりょうちゅうがっこう）は、島根県江津市の二宮町に所在する公立の中学校です。略称は「青陵中（せいりょうちゅう）」と呼ばれています。2002年に青山中学校と跡市中学校を統合して設立され、両校の特色を引き継ぎつつ、新たな教育環境を提供しています。

沿革

青陵中学校の設立過程は以下の通りです。1997年3月に「江津市西部地区中学校統合校舎建設検討委員会」が発足し、統合の必要性が議論され始めました。1999年1月には、青山中学校及び跡市中学校の統合に合意が得られ、その後の準備が進みました。

2000年9月には新しい校舎の建設が始まり、同年12月には校名が「江津市立青陵中学校」と正式に定められました。2001年には校章や校歌、制服が決一され、校舎および屋内運動場が2002年2月に完成しました。校舎の竣工式は3月17日に行われ、4月に開校式が開催されました。

その後、青陵中学校はスポーツや文化活動、地域貢献に力を入れており、屋外運動場やテニスコートも完備しています。2004年には自転車マナーアップモデル校に指定され、地域の教育活動に積極的に取り組んでいます。2011年には給食が開始され、さらに2012年にはキャリア教育に関して文部科学大臣表彰を受けるなど、教育の質の向上に寄与しています。

部活動

青陵中学校では、多様な部活動が盛んに行われており、スポーツから文化活動まで幅広い選択肢が提供されています。生徒たちはそれぞれの興味や特技を活かして活動し、友情を育む場ともなっています。

学区

この学校の学区は、以下の町々に及びます。これらの地域から多くの生徒が通っています。具体的には、跡市町、千田町、井沢町、清美町、有福温泉町、都野津町、二宮町、敬川町、波子町が学区に含まれています。

進学前の小学校は、江津市立津宮小学校（都野津町）と江津市立川波小学校（敬川町）があり、これらの学校から多くの生徒が青陵中学校に進学します。

アクセス

江津市立青陵中学校へのアクセスは以下の通りです。バスを利用する場合、石見交通の「青山口」停留所から徒歩で約10分の距離にあります。また、鉄道を利用の場合は、JR西日本の山陰本線・敬川駅から徒歩で約20分ほどで到着できます。
周囲には総合福祉施設ミレ青山や、島根職業能力開発短期大学校（ポリテクカレッジ島根）、飯田八幡宮などの施設があり、地域との関わりが深い学校でもあります。

江津市立青陵中学校は、地域に根ざした教育と生徒の成長を支えるために多くの努力を重ねています。

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