池村章宏

池村 章宏

1976年11月1日生まれ、日本の元ラグビー選手、ラグビー指導者。

東京都出身。

現役時代の主なポジションはスクラムハーフ（SH）。体格は身長180cm、体重89kg。日本ラグビーの将来を担う選手として期待され、日本A代表や日本選抜にも選出された経験を持つ。

経歴

1995年に日本大学高等学校を卒業後、ラグビー強豪校である関東学院大学に進学。在学中、同大学ラグビー部の主力選手として活躍し、全国大学ラグビーフットボール選手権大会において、チームが2度にわたり優勝を飾る歴史的な瞬間に大きく貢献した。

1999年の大学卒業後、釜石製鐵所に入社し、当時の新日鉄釜石ラグビー部（現在の釜石シーウェイブス）に加入。社会人ラグビーの舞台でプロップとして頭角を現す。チームにおいて重要な役割を担い、特にリーダーシップを発揮。2001年からの4年間、チームの主将を務め、チームを牽引した。

選手生活における特筆すべき出来事として、2003年の日本選手権出場が挙げられる。この年、新日鉄釜石は実に19年ぶりとなる日本選手権への出場を果たした。3回戦では、奇しくも自身の母校である関東学院大学との対戦が実現。結果は惜しくも1点差での敗退となったが、選手として、またOBとして、記憶に残る一戦となった。

選手の道を歩み続ける一方、池村氏は指導者としてのキャリアも開始する。2006年には、現役選手でありながらヘッドコーチ（HC）を兼任するという異色の形でチームの指揮を執るようになる。2010年に選手生活に終止符を打ち、ヘッドコーチ業に専念することを決断。チームを率いる立場として、その育成と強化に力を注いだ。

その後も、チームの組織運営に深く関与し、多様な形でチームを支えた。2011年にはチームディレクター（TD）を務め、チーム全体の方向性や運営を統括。さらに翌2012年からは2年間にわたり、アドバイザーとしてチームに助言を与え、その経験と知識を後進の指導やチームの発展のために活かした。

関連情報

• - 東京都出身の人物一覧
• - 日本大学高等学校・中学校
• - 関東学院大学ラグビー部
• - 釜石シーウェイブス
• - 箕内拓郎（関東学院大学時代の先輩）
• - 立川剛士（関東学院大学時代の同級生）
• - 淵上宗志（関東学院大学時代の後輩）

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