池田豊 (政治家)

池田豊（いけだ ゆたか）

池田豊氏は、1957年5月30日生まれの日本の政治家です。現在、山口県防府市長として2期目を務めています。

経歴

池田氏は防府市で生まれ育ち、地元の小中学校、そして山口県立防府高等学校を卒業しました。1981年3月には山口大学経済学部を卒業し、同年4月に山口県庁に入庁しています。

県庁では、総合企画部理事や総務部長といった要職を歴任し、2017年12月31日付で退職しました。

2018年1月11日、池田氏は任期満了に伴う防府市長選への立候補を正式に表明。自由民主党に入党し、自民党・公明党の推薦を得て市長選に臨みました。同年5月27日の選挙では、松浦正人市長の後継指名を受けた前副市長の村田太氏を破り、初当選を果たしました。そして、6月21日に市長に就任しました。

2019年3月31日には防府市文化振興財団会長を退任し、翌4月1日には有限会社野島海運の代表取締役に就任しています。

2022年5月22日に行われた防府市長選挙では再選を果たし、現在2期目を務めています。

市政

池田市政では、新型コロナウイルス感染症対策に力を入れています。2020年4月27日には、感染症拡大を受けた緊急対策を発表し、事業継続緊急支援給付金として2億円を計上。市内の飲食・観光関連事業者、理美容業、タクシー・貸し切りバス事業者に対し、1事業者あたり一律20万円を給付しました。また、一時休業している中小企業に対しては、国の雇用調整助成金に上乗せ補助を行い、上限100万円で休業手当額の10分の1を支給しました。

感染防止対策としては1億400万円を計上し、幼稚園・保育所・福祉施設に1施設あたり10万円を支給。さらに、感染症終息後を見据え、飲食業・観光業の活性化対策に2億1千万円を計上し、乳幼児から中学生までがいる家庭に、市内飲食店で利用できる外食クーポン券を子ども1人あたり1万円分を配布しました。

また、コロナ対策の財源を確保するため、市長である自身の5月から10月までの月額給与と6月期末手当を20％減額すると発表しました。副市長についても10％減額を実施しています。

池田市長は、市民の生活と地域経済を守るため、様々な政策を推進しています。

外部リンク

池田ゆたかオフィシャルサイト
市長の部屋 - 防府市公式ホームページ

もう一度検索