沖縄県立武道館

沖縄県立武道館は、沖縄県那覇市の奥武山公園内に位置する、多目的利用が可能な武道館です。1995年2月1日に開館し、アリーナは最大3000名を収容できる広さを誇ります。武道の試合はもちろんのこと、コンサートや展示会など、様々なイベントに対応できる施設として活用されています。

歴史

開館以来、数々の重要なイベントが開催されてきました。

2010年には、美ら島沖縄総体において、弓道、なぎなた、柔道の競技会場として利用されました。
2012年には、ミス・インターナショナル世界大会が開催され、日本人初のグランプリに輝いた吉松育美さんが誕生しました。
2018年には、翁長雄志前沖縄県知事の県民葬が執り行われ、多くの人々が故人を偲びました。
2019年には、南部九州で開催された感動は無限大 南部九州総体 2019において、相撲となぎなたの競技会場となりました。
2023年には、全日本東西対抗剣道大会が開催され、剣道の熱戦が繰り広げられました。

このように、沖縄県立武道館は、スポーツだけでなく、文化的なイベントにおいても重要な役割を担っています。

アクセス

沖縄県立武道館は、奥武山公園内に位置しており、公共交通機関でのアクセスも便利です。

沖縄県立奥武山公園体育館

沖縄県立武道館が現在ある場所には、かつて沖縄県立奥武山公園体育館がありました。この体育館もまた、数々の歴史的なイベントの舞台となっていました。

海邦国体では柔道の試合会場として使用されました。
ボクシングの世界タイトルマッチやプロレスの興行も開催され、多くの観客を魅了しました。
プロレスラー藤波辰爾の飛龍革命という有名なエピソードも、この体育館での試合が舞台となっています。

まとめ

沖縄県立武道館は、武道だけでなく、様々なスポーツや文化イベントに対応できる多目的な施設です。過去には、ミス・インターナショナル世界大会や県民葬など、沖縄県内外から注目されるイベントも開催されてきました。また、かつてこの場所にあった沖縄県立奥武山公園体育館も、様々なスポーツイベントの舞台として歴史を刻んできました。これらの施設は、沖縄のスポーツ文化の発展に大きく貢献してきたと言えるでしょう。

外部リンク

奥武山公園 沖縄県立武道館 (公式サイト)
沖縄県立武道館 - 『おきなわ物語』
【スポーツ施設】沖縄県立武道館 - スポーツコミッション沖縄
沖縄県立武道館 - 那覇市観光資源データベース
* 『沖縄県立武道館－武道、健康、体力づくりの拠点－』 - 建設記録。沖縄県YouTube内公式アカウントより

もう一度検索