沖縄県道175号兼城港線

沖縄県道175号兼城港線

沖縄県道175号兼城港線は、沖縄県島尻郡久米島町に位置する、総延長98mの一般県道です。この路線は、久米島町字兼城を起点とし、同町の兼城港を終点としており、島の海へのアクセスを担う重要な役割を果たしています。

概要

この県道は、以下の特徴を持っています。

区間:
起点：島尻郡久米島町字兼城（沖縄県道89号久米島空港真泊線接続）
終点：島尻郡久米島町字兼城（兼城港）
総延長: 98m（実延長も同じ）
通過自治体: 島尻郡久米島町（久米島）

道路状況

県道175号線は、起点の県道89号線との交差点から始まり、すぐに兼城港に到着します。非常に短い距離であり、ほぼ直線で結ばれています。

交差する道路

沖縄県道89号久米島空港真泊線（起点）
沖縄県道245号久米島一周線（起点・県道89号と重複）

主要施設

兼城港（終点）
那覇市の泊港から毎日2往復の定期船が就航しており、久米島の海の玄関口として機能しています。久米島の空の玄関である久米島空港に対し、兼城港は海からの主要なアクセスポイントです。かつては高速船も就航していましたが、こちらは真泊港を利用していました。

歴史・特徴

1964年（昭和39年）に琉球政府道として指定。
1972年（昭和47年）の本土復帰に伴い、沖縄県道として認定されました。
沖縄県内の国道・県道の幹線道路の中では、渡名喜島の沖縄県道188号渡名喜港線（25m）に次いで2番目に短い路線です。100mに満たない、非常に短い県道です。

道路の役割

県道175号線は、距離こそ短いものの、久米島における海の交通の要所である兼城港へのアクセスを担う重要な役割を果たしています。この路線を利用することで、島民や観光客は容易にフェリーを利用できます。

まとめ

沖縄県道175号兼城港線は、沖縄県内で2番目に短い県道でありながら、久米島の海への重要なアクセスルートとして、地域住民や観光客にとって不可欠な存在です。短い距離ながらも、島の交通ネットワークにおいて重要な役割を担っています。

関連項目

沖縄県の県道一覧

外部リンク

* 沖縄県南部土木事務所

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