河合秀

河合 秀

日本の俳優。1971年11月22日、東京都出身。身長174cm、血液型はB型。

俳優としての歩み

河合秀は、1992年にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ『愛という名のもとに』で俳優としてのキャリアを開始しました。その後、いくつかの作品に出演しますが、特にその名が広く知られるきっかけとなったのは、1994年にテレビ朝日系列で放送されたスーパー戦隊シリーズの第18作目、『忍者戦隊カクレンジャー』において、セイカイ／ニンジャイエロー役を演じたことでした。この役は、彼の俳優人生における代表的な役柄の一つとなりました。

『カクレンジャー』のオーディションに合格し、セイカイ役を演じることが決まった際、河合氏自身は当初、ブルー役になるだろうと予想しており、自身のイメージとは異なるイエロー役に決まったことに戸惑いを覚えたと後に語っています。このため、役作りに苦労し、番組の放送序盤では演技が空回りしてしまう時期もあったといいます。また、撮影現場では過酷な経験もしており、特に第27話の撮影時には、炎天下の中で妖怪の特殊メイクを施したまま激しいアクションを行った結果、体調を崩して倒れてしまったというエピソードも明かされています。

2000年をもって一度芸能活動を休止しましたが、『カクレンジャー』で共に戦った共演者たちとの友情は、活動休止期間中も変わることなく続いていました。彼は活動停止期間中も、要所で公の場に姿を見せ、ファンに変わらぬ姿を見せています。例えば、2009年には東映チャンネルの番組『ピンスポ』に出演し、サスケ役の小川輝晃氏、鶴姫役の広瀬仁美氏、サイゾウ役の土田大氏といった懐かしい仲間たちと共にインタビューに応じました。また、東日本大震災が発生した際には、小川輝晃氏が立ち上げた、子供たちを励ますためのSNSアカウント「ヒーロー」に参加し、セイカイとして温かいメッセージを発信しています。

そして2024年、『忍者戦隊カクレンジャー』の放送開始30周年を記念して制作されたWebドラマ『第三部・中年奮闘編』において、再びセイカイ／ニンジャイエロー役での出演オファーを受けました。これにより、30年という長い時を経て、自身にとっての代表的な役柄を再び演じることとなり、多くのファンに喜びと感動を与えました。

プライベートでは、特技としてハンドボール、バスケットボール、水泳といったスポーツを挙げ、趣味は映画鑑賞とのことです。

主な出演作品

テレビドラマ

愛という名のもとに（1992年、フジテレビ）
忍者戦隊カクレンジャー（1994年、テレビ朝日） - セイカイ / ニンジャイエロー 役
ちょっといいもの（1996年）
ボイスラッガー 第7話（1999年、テレビ東京）- 特捜隊員 役
仮面ライダークウガ 第7話・第8話（2000年、テレビ朝日） - メ・バヂス・バ 役

映画

劇場版 忍者戦隊カクレンジャー（1994年、東映） - セイカイ / ニンジャイエロー 役
スーパー戦隊ワールド（1994年） - ニンジャイエローの声 役

バラエティ番組

さんまのナンでもダービー（1994年、テレビ朝日）

オリジナルビデオ

忍者戦隊カクレンジャースーパービデオ秘伝之巻（1994年） - セイカイ 役
超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー（1996年、東映ビデオ） - セイカイ / ニンジャイエロー 役
ミッドナイトストリート 湾岸ドリフト族（1995年）

Webドラマ

忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編（2024年、東映特撮ファンクラブ） - セイカイ / ニンジャイエロー 役

ゲーム

仮面ライダークウガ（2000年） - メ・バヂス・バの声 役

CM

国民年金基金
日本マクドナルド 25周年80円ハンバーガー編
GEコンシューマー・クレジット
* ほのぼのレイク

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