河本明人

河本 明人

河本明人（かわもと あきと）は、1990年5月1日に滋賀県甲賀市で生まれたプロサッカー選手です。彼のポジションはフォワード（FW）で、スピードとテクニックを兼ね備えた選手として知られています。

来歴

高校時代

河本選手は流通経済大学付属柏高校に在籍していた頃、サッカー部に所属し、非常に成功を収めました。特に彼が2年生だった2007年には、高円宮杯全日本ユース（U-18）や全国高校選手権を制し、二冠を達成しました。これにより、彼の才能は多くの人々に知られるようになりました。

大学時代

高校を卒業した後、河本選手は流通経済大学に進学しました。在学中、2011年の夏季ユニバーシアードでは日本代表に選出され、チームの優勝に大きく貢献しました。大会では5得点を挙げ、その活躍が評価されてMVPに選ばれる栄誉を得ました。この経験は彼のキャリアにおいて重要な一歩となりました。

プロキャリア

河本選手は2013年にヴァンフォーレ甲府に入団。クラブ史上最長となる3年契約を結び、希望を胸にプロサッカー人生をスタートさせました。デビュー戦は開幕戦のベガルタ仙台戦で、途中出場ながらもアシストを記録しました。また、同年4月10日のヤマザキナビスコカップ第4節では、プロ初得点となる2得点を挙げ、スピード感溢れるプレイでチームを盛り立てました。

しかし、ルーキーイヤーにはなかなか先発出場のチャンスが巡ってこず、チーム全体が苦しむ場面も多く見られました。しかし、システム変更によって新たにシャドーとして起用されると、8月3日のセレッソ大阪戦でリーグ初先発を果たし、決勝点となるゴールを記録しました。この試合は1-0で勝利し、甲府はJ1での悪夢の8連敗から脱出しました。

その後彼は出場機会を増やし、ルーキーイヤーの最終成績は24試合中15試合で先発出場し、1得点という結果でシーズンを終えました。

移籍

2015年には栃木SCに期限付き移籍し、さらなる成長を遂げます。2017年シーズンが終わると、契約満了により甲府を退団しました。その後2018年に東京ユナイテッドFCに移籍し、関東サッカーリーグ1部のベストイレブンに選ばれる活躍も見せました。2020年には南葛SCに所属し、引き続きサッカーの道を歩んでいます。

所属クラブ

• - ユース経歴

1998年 - 2002年 希望ヶ丘サッカースポーツ少年団
2003年 - 2005年 甲賀市立甲南中学校
2006年 - 2008年 流通経済大学付属柏高等学校
2009年 - 2012年 流通経済大学

• - プロ経歴

2013年 - 2017年 ヴァンフォーレ甲府
2015年 栃木SC (期限付き移籍)
2018年 - 2019年 東京ユナイテッドFC
2020年 - 南葛SC

個人成績

• - Jリーグ初出場: 2013年3月2日 J1第1節 vsベガルタ仙台
• - 公式戦初得点: 2013年4月10日 ナビスコ杯予選リーグ第4節 vs大宮アルディージャ
• - Jリーグ初得点: 2013年8月3日 J1第19節 vsセレッソ大阪

タイトル

クラブ

• - 高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 (2007年)
• - 全国高等学校サッカー選手権大会 (2007年)
• - 夏季ユニバーシアード (2011年、ユニバーシアード日本代表)
• - MVP (2011年、夏季ユニバーシアード)

河本明人選手は、今後の活躍にも期待が寄せられています。

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