河津良一

河津良一

大阪府吹田市に生まれた河津良一（1992年5月22日生）は、ディフェンダーおよびミッドフィールダーを主たるポジションとする元プロサッカー選手です。

経歴

学生時代

サッカー選手としてのキャリアは、AVANTI KANSAIでスタートし、Jrユースでもプレーしました。その後、岡山県作陽高等学校に進学し、卒業後は専修大学でサッカーを続けました。大学時代の2013年には、関東大学選抜の一員にも選ばれるなど、その実力を示しています。

プロキャリア

大学卒業後、2015年にプロサッカー選手としての道を歩み始め、ジェフユナイテッド市原・千葉に加入しました。しかし、ここでは公式戦での出場機会を得るには至らず、同年8月にはアスルクラロ沼津へ期限付きで移籍することとなります。沼津では新たな環境で経験を積み、翌2016年にはアスルクラロ沼津へ完全移籍を果たしました。沼津での2シーズン目の2017年には、8月27日に行われたJ3リーグ第20節の福島ユナイテッドFC戦でJリーグ初出場を飾りました。しかし、2017年のシーズン終了後にチームとの契約期間満了に伴い退団となり、同年12月にはJリーグ合同トライアウトに参加し、次の所属先を探しました。

2018年、活躍の場を東北に移し、グルージャ盛岡（現在のいわてグルージャ盛岡）へ完全移籍で加入しました。盛岡でのプレー期間中、2018年6月16日に行われたJ3リーグ第14節のAC長野パルセイロ戦で、待望のJリーグ初ゴールを記録しました。

翌2019年には、J3リーグへ昇格したヴァンラーレ八戸へ完全移籍。八戸ではチームの中心選手の一人として活躍しました。特に印象的な出来事として、2020年7月15日に開催されたJ3リーグ第4節のY.S.C.C.横浜戦で挙げた得点が、J3リーグにおける通算4000ゴール目という記念すべき一撃となりました。この2020年シーズンを最後に、河津良一選手は現役を引退することを発表しました。

所属クラブ

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2015年)
アスルクラロ沼津 (2015年8月 - 2017年)
グルージャ盛岡 (2018年)
ヴァンラーレ八戸 (2019年 - 2020年)

引退後の活動

現役引退後、河津氏は指導者としてのキャリアをスタートさせました。2021年9月には福山大学学友会サッカー部のコーチに就任し、若手選手の育成に携わりました。さらに、2023年2月からは新潟医療福祉大学男子サッカー部のコーチに就任し、指導者としての経験を積んでいます。

指導歴

福山大学学友会サッカー部 コーチ (2021年9月 - )
新潟医療福祉大学男子サッカー部 コーチ (2023年2月 - )

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