津田英三

津田 英三 (つだ えいぞう)

津田英三は1948年3月17日生まれの日本の声優、俳優、演出家であり、埼玉県出身です。1971年以降、劇団東演に所属し、1983年より東京俳優生活協同組合へ移籍。その後は2001年にネイティブ企画を立ち上げ、様々な公演において企画や演出を手がけてきました。彼の声種はバリトンで、特技としてギターの弾き語りがあります。

俳優としてのキャリア

津田は数多くのテレビドラマに出演しました。特に、1982年に放送された「野々村病院物語II」や、1983年のNHK大河ドラマ「徳川家康」など、多岐にわたる作品で役柄の幅を広げてきました。彼は「太陽にほえろ！」シリーズや、「あなただけ見えない」など、さまざまなジャンルの作品でも存在感を示してきました。

さらに、舞台においても積極的に活動し、劇団東演の公演や、劇団フォーサム、劇団川崎演劇塾の演出など、多様な作品を手がけています。「桜の園」や「どん底」等、様々な名作に携わり、演出家としてもその力量を発揮しています。

吹き替えと映画

声優としての活動も豊富で、特にアニメや映画の吹き替えで知られています。アメリカの俳優ザンダー・バークレーやジェームズ・レマーの声を担当し、実写映画やTVシリーズの吹き替えを行っています。映画においては「アダムス・ファミリー2」や「アメリカン・ヒストリーX」など、様々な作品に出演し、多様なキャラクターを魅力的に演じてきました。

アニメとゲーム

津田はアニメの世界にも影響を与えています。『NARUTO』では日向ヒアシ役で登場し、さらに『ヒカルの碁』や『進撃の巨人』など、多くの人気シリーズに声を提供しています。また、ゲームのキャラクターにも命を吹き込み、多くの作品でその存在感を示しています。

舞台活動と演出

彼の演出活動も目を見張るものがあります。特にネイティブ企画では多くの演劇公演を手がけ、演出家としての才能を生かしてきました。演出を行った作品は、演技や演出スタイルの新たな視点を提供し、観客の期待を超える体験を提供しています。

結論

津田英三は、声優、俳優、演出家として多方面で活躍し続けているアーティストです。その豊かな経験と表現力は、視聴者や観客に深い感動を与え、これからの活動にも大いに期待が寄せられています。

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