浜松市勤労会館

浜松市勤労会館について

浜松市勤労会館は、静岡県浜松市の中央区に位置する勤労福祉施設です。この施設は「Uホール」と呼ばれる愛称でも親しまれています。1984年の開業以来、市民の文化活動の場として重要な役割を果たしています。

歴史と目的

浜松市勤労会館は、浜松市水道部と城北庁舎の跡地に建設されました。開館当初から、多種多様な文化イベントが開催されており、音響設備の優れた552席のホールは、特にクラシック演奏家のコンサートに利用されてきました。その他にも、演劇鑑賞会や、市民主催の文化活動など、地域の文化振興に貢献しています。

施設の概要

浜松市勤労会館は、以下の施設を備えています:

• - ホール（552席）: 優れた音響設備を真骨頂とし、様々なコンサートやイベントが行われるメインの施設です。
• - 会議室: 最大126人を収容できる大会議室を含め、5室の会議室が設置されています。これにより、少人数の会議から大規模な集まりまで幅広く対応できます。
• - 和室（3部屋）: 伝統的な和の空間を提供し、さまざまな用途で使用されています。

施設の利用状況については、指定管理者である浜松市勤労福祉協会と三幸共同事業体によって管理されています。

開館時間と休館日

浜松市勤労会館の開館時間は、午前9時から午後9時30分までで、年末年始（12月29日から1月3日）を休館日としています。

アクセス

浜松市勤労会館へのアクセスは、公共交通機関を利用するのが便利です。東海道新幹線およびJR東海道線の浜松駅からは徒歩で約25分の距離にあります。バスの利用も可能で、浜松駅バスターミナルからのアクセスは以下の通りです:

• - 遠鉄バス48和合西山線「Uホール」停留所で下車してすぐ。
• - 他にも多くのバス路線が「鹿谷町」停留所に停まっており、そこから徒歩約7分で到着します。

閉館について

しかし、近年は老朽化と稼働率の低迷が問題視され、浜松市では2021年から閉館の検討を始めました。最終的に、2026年3月末での閉館が決定されており、浜松市勤労青少年ホームに機能が統合される予定です。地域の文化の拠点としての役割を果たしてきた浜松市勤労会館は、長い歴史に幕を下ろすことになります。

浜松市勤労会館は、地域の芸術や文化を支えてきた重要な施設であり、多くの市民に愛されてきました。これからもその記憶に残る存在であり続けることでしょう。

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