海津市立城山中学校

海津市立城山中学校の歴史と沿革

海津市立城山中学校（かいづしりつ しろやまちゅうがっこう）は、岐阜県海津市南濃町にあった公立の中学校です。この学校の起源は、1947年（昭和22年）4月に海津郡城山村に設立された「城山存立城山中学校」にさかのぼります。当初は城山小学校を仮校舎として使用していましたが、同年5月3日に正式に開校式を迎えました。

1948年（昭和23年）11月には新しく大字羽沢に校舎を移転し、さらなる発展を遂げました。1954年（昭和29年）6月1日には城山村が町制を施行し、城山町となったことに伴い、学校名も「城山町立城山中学校」と改称されました。その後、同年11月3日に南濃町が発足し、再度「南濃町立城山中学校」と改名されました。

1970年（昭和45年）には新しい鉄筋コンクリート造の校舎が完成し、より充実した教育環境が整いました。さらに、2005年（平成17年）3月28日に南濃町、海津町、平田町が合併し、新たに海津市が発足した際、学校名も「海津市立城山中学校」と改称されました。

しかし、時代の流れとともに学校の統合が進み、2008年（平成20年）3月31日には養南中学校との統合により廃校となりました。廃校後、その校地は新設された城南中学校の校地に転用され、現在の建物は城南中学校の校舎として新たに建設されたものです。

町の歴史と共に成長してきた山中学校は、その長い歴史の中で多くの卒業生を輩出し、地域に愛された学校でした。また、沿革の中で何度も名称が変更されるなど、地域の教育制度の変動を反映した存在でもありました。このように、海津市立城山中学校は岐阜県における公立中学校の一端を担ってきた歴史のある学校であり、今後もその名は地域の記憶として残り続けることでしょう。

参考文献

• - 南濃町史 通史編 (岐阜県海津郡南濃町, 1982年) P.913 - 915

関連項目

• - 岐阜県中学校の廃校一覧

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