消防庁長官表彰国際協力功労章

国際協力功労章について

国際協力功労章は、日本の消防庁長官が、消防吏員または総務省消防庁職員の功績を称え、表彰するために授与される記章です。消防に関する表彰としては、勲章や褒章といった栄典に準ずる、非常に名誉あるものとされています。

根拠規定

この記章は、総務省消防庁が定める消防表彰規程（昭和37年消防庁告示第1号）の第4条第1項第6号および第7項を根拠としています。

表彰対象

国際協力功労章は、以下のような功績を挙げた者が表彰対象となります。

国際緊急援助隊の派遣に関する法律に基づく国際緊急援助活動、または災害における消防活動に従事し、その功労が顕著であると認められる者。
国際緊急援助活動などに従事し、職務遂行中に殉職された者。
国際協力のために海外へ派遣され、他の模範となるような顕著な功績を上げた者。

これらの功績を認められた者には、消防庁長官の名において、章記とともに国際協力功労章が授与されます。

佩用と返納

国際協力功労章は、受章者本人のみが佩用することができ、遺族はこれを保存することができます。しかし、受章者が禁錮以上の刑罰を受けたり、懲戒免職となった場合には、消防庁はその記章の返納を求めることができます。

類似の表彰記章

消防庁長官が授与する他の表彰記章として、以下のようなものがあります。

消防庁長官表彰功労章
消防庁長官表彰顕功章
消防庁長官表彰功績章
消防庁長官表彰永年勤続功労章
消防庁長官表彰特別功労章

関連事項

国際協力功労章に関連する事項として、以下のものが挙げられます。

栄典
勲章
褒章
表彰
表彰記章
表彰歴章

これらの関連事項を参考にすることで、国際協力功労章の位置づけや重要性をより深く理解することができます。

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