淡路国の式内社一覧

淡路国の式内社一覧

淡路国の式内社一覧は、平安時代に編纂された『延喜式』の「神名帳」に記載されている神社、いわゆる「式内社」と、その論社をまとめたものです。具体的には、『延喜式』の第9巻と第10巻に収録されている「神名帳上下」に記載された神社を指します。また、この一覧には、『延喜式』神名帳に記載されていない「式外社」についても付記しています。

式内社

『延喜式』神名帳には、淡路国において以下の神社が式内社として記載されています。

大社: 2座2社（いずれも名神大社）
小社: 11座11社

合計で13座13社の神社が、式内社として記録されています。これらの神社は、当時の朝廷から特別な扱いを受けていたと考えられます。名神大社は、特に霊験あらたかとされ、朝廷からの信仰が厚かった神社です。

式外社

式外社とは、『延喜式』神名帳の編纂当時には存在していたものの、同帳には記載されなかった神社のことです。これらの神社は、式内社に比べて朝廷からの扱いは低かったと考えられます。しかし、地元では重要な神社として信仰されていた可能性もあります。式外社の詳細については、今後の研究が待たれます。

参考文献

皇典講究所・全国神職会校訂『延喜式 上巻』（大岡山書店、昭和4年） - 国立国会図書館デジタルコレクション
『延喜式 第2』（日本古典全集刊行会、昭和4年） - 国立国会図書館デジタルコレクション

これらの文献は、『延喜式』の内容を研究する上で重要な資料です。特に、国立国会図書館のデジタルコレクションは、誰でもアクセスできるため、研究に役立ちます。

外部リンク

* 淡路国 式内社13座 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」

このリンク先では、淡路国の式内社に関するより詳しい情報を得ることができます。國學院大學のプログラムによる研究成果がまとめられており、より専門的な知識を得るために役立ちます。


この一覧は、淡路国の古代の神社を理解する上で重要な手がかりとなります。式内社と式外社の両方を考慮することで、当時の信仰の様子をより深く知ることができるでしょう。今後の研究によって、これらの神社の歴史がさらに明らかになることが期待されます。

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