清水尋也

清水尋也（しみずひろや）

1999年 6月9日生まれ、東京都出身。俳優としてのキャリアを2012年からスタートし、トヨタオフィスを経て2017年にオフィス作へ所属します。兄は俳優の清水尚弥で、彼の影響で演技の世界に足を踏み入れました。

略歴

清水は4歳年上の兄と共に、家であまり仕事の話をしない関係を築いていますが、互いに出ている作品を見て感想を言い合うことは楽しんでいるようです。演技のレッスンは兄の主演映画『からっぽ』の試写会から始まり、最初は緊張感があったものの、次第に演技の楽しさに目覚めました。

彼の俳優デビュー作は2012年の映画『震動』で、その後もフジテレビ系ドラマ『高校入試』に出演し、若手俳優としてのキャリアを着実に築いていきます。中島哲也監督の『渇き。』では、いじめにあう少年役を演じるなど、強烈な印象を残し、続けて『ソロモンの偽証』でも不良役に挑戦し、多彩な演技力を見せました。

2018年、日本テレビドラマ『anone』では新人賞を受賞、同年にはドラマ『インベスターZ』で初主演を果たします。また、2019年の第11回TAMA映画賞では最優秀新進男優賞を受けるなど、着実に実績を上げています。2021年には劇場アニメ『映画大好きポンポさん』で声優デビューも果たしました。

人物と趣味

清水は3歳から兄の影響でサッカーを続けていましたが、小中学校時代はサッカークラブが無かったため、バスケットボールに夢中になった時期もあります。2019年にはロサンゼルスへの語学留学を経験し、自己成長に努めました。普段は時間にルーズだと自覚している一面もあります。

受賞歴

- 2018年: 第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞新人賞（『anone』）
- 2019年: 第11回 TAMA映画賞最優秀新進男優賞（『ホットギミックガールミーツボーイ』『パラレルワールド・ラブストーリー』『貞子』）

代表的な作品

映画

- 『震動』（2012年）
- 『渇き。』（2014年） - ボク役
- 『ソロモンの偽証』（2015年） - 大出俊次役
- 『貞子』（2019年） - 秋川和真役
- 『東京リベンジャーズ』（2021年） - 半間修二役

テレビドラマ

- 『高校入試』（2012年） - 沢村翔太役
- 『anone』（2018年） - 紙野彦星役
- 『連続テレビ小説おかえりモネ』（2021年） - 内田衛役

劇場アニメ

- 『映画大好きポンポさん』（2021年） - ジーン役

若手俳優としての清水尋也は、その多彩な演技と受賞歴から、今後のさらなる活躍が期待される存在です。

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