清水睦子

清水 睦子: 日本女子バレーボールのレジェンド

清水睦子（しみず むつこ）は、1955年1月18日に静岡県引佐郡三ケ日町（現浜松市浜名区）で生まれた元女子バレーボール選手です。彼女は、日本のバレーボール界において重要な功績を残した選手の一人として知られています。彼女のキャリアは、1970年に全鐘紡（当時）に入部したことから始まり、その後の活躍に繋がりました。

バレーボールキャリアの始まり

清水は中学時代にバレーボールを始め、優れた才能を発揮しました。1970年、日本リーグの全鐘紡に入団後、彼女はその卓越した技術と戦術眼でチーム内の中心選手として成長しました。彼女のキャリアは充実しており、1978年には全日本代表にも選出されました。

1980年代の活躍

1979年には、主将としてカネボウチームのリーグ優勝に貢献し、その功績が評価されてMVPおよびベスト6を受賞しました。監督である上野康夫は、清水の長年にわたるキャリアと、老獪なプレースタイルを高く評価していました。このような指導者の信任は、彼女の自信と実力の裏付けとなりました。

また、1980年にはモスクワオリンピック出場チームに選定されましたが、西側諸国のボイコットによりオリンピック参加が叶わなくなりました。この出来事は清水にとって大きな試練であったものの、彼女の精神力と意志力は尽きることがありませんでした。

受賞歴と功績

清水は、1979年第12回日本リーグで最高殊勲選手賞とベスト6を受賞しています。この栄誉は彼女の実力を証明するものであり、その後も1980年には第13回日本リーグで敢闘賞を受賞しました。これらの受賞歴は、清水のバレーボールキャリアにおける重要なマイルストーンとなりました。

引退後の影響

清水の引退後も、彼女の業績や影響力は続いています。彼女が築いた道は後進の選手たちにとってのロールモデルとなり、バレーボール界への貢献は今も語り継がれています。多くの選手達が彼女の背中を追い、バレーボールの発展に寄与していると言えるでしょう。

清水睦子は、ただの選手ではなく、日本の女子バレーボール史に名を刻む存在として、多くの人々に記憶されています。彼女の輝かしいキャリアは、今なお多くのファンに愛され、尊敬され続けています。

もう一度検索