清水良規

清水良規（しみず よしのり）は、1949年12月21日生まれ、京都府亀岡市出身のバスケットボール選手、そして指導者です。血液型はO型。元バスケットボール男子日本代表監督という経歴を持ちます。

選手としてのキャリア

日本体育大学に進学し、インカレで優勝を果たしました。卒業後には松下電器に入社し、選手として活躍。松下電器では、リーグ優勝2度、オールジャパン優勝1度に貢献するなど、チームの中心選手としてその実力を発揮しました。

指導者としてのキャリア

1978年、清水良規はコーチへと転身します。そして1980年には監督（ヘッドコーチ）に就任。以降16シーズンにわたり、リーグ戦5連覇を含む優勝9度、オールジャパン優勝6度を誇る強豪チームへと育て上げました。松下電器を日本バスケットボール界を代表するチームへと押し上げた功績は非常に大きいと言えるでしょう。

1990年には全日本のアシスタントコーチに就任。その後ヘッドコーチを歴任し、1994年までチームを率いました。1996年にはWJBL（バスケットボール女子日本リーグ）の日立戸塚レパードのヘッドコーチに就任。チームの指導に尽力しました。日立戸塚レパード休部後は松下電器に復帰し、2003年には技術顧問に就任。再び古巣でバスケットボール界への貢献を続けます。

2005年には、天日謙作の退社に伴い、再びヘッドコーチに就任。2006-07シーズンには、チームを3年ぶりのプレーオフ進出に導きました。2012-13シーズンには、16年ぶりとなるオールジャパン優勝を果たしますが、同シーズン限りでチームが休部となるため、パナソニック最後のヘッドコーチとなりました。

2013-14シーズンからは、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋のコーチに就任。新たに立ち上げられた全国リーグ・NBLのウェスタンカンファレンスにて3位という成績を収めました。2014-15シーズンからは、熊本ヴォルターズのヘッドコーチに就任し、2016年に退任。

2016年6月には、大阪エヴェッサのゼネラルマネージャーに就任。チーム運営の責任者として手腕を発揮しましたが、2019年4月に退任しました。

清水良規は、選手として、そして指導者として、日本のバスケットボール界に多大な貢献をしてきた人物です。その指導手腕は高く評価されており、多くの選手を育成し、数々のチームを勝利に導いてきました。引退後もバスケットボール界に携わり、その知識と経験を次世代に伝えています。

外部リンク

* 清水良規 (@triansys) - X（旧Twitter）

もう一度検索