渕上清

渕上清（ふちがみ きよし）

プロフィール

渕上清氏は、1958年6月5日生まれの日本の政治家です。岩手県大船渡市出身で、現在大船渡市長として市政を担っています。これまでに大船渡市議会議員を4期、そして大船渡市議会議長を歴任しました。

来歴

渕上氏は、岩手県立大船渡高等学校を卒業後、1981年に家業である渕上板金工業所（現在の有限会社フチガミ）に入社しました。2005年には同社の代表取締役に就任し、経営者としての手腕を発揮しました。また、地域活動にも積極的に参加し、大船渡青年会議所理事長、東北ブロック商工会議所青年部連合会会長、大船渡五葉ライオンズクラブ会長など、数々の要職を歴任しました。

2007年には、民主党公認で岩手県議会議員選挙に立候補しましたが、惜しくも落選しました。その後、2010年の大船渡市議会議員補欠選挙で初当選を果たし、4期にわたり市議会議員を務めました。2020年5月には、大船渡市議会議長に就任しましたが、自身が取締役を務める株式会社地域活性化総合研究所の事業収入の大部分が市からの委託料であることが問題視され、兼業禁止規定に抵触するとの指摘を受け、2021年2月14日に議員を辞職しました。同時に、同研究所の取締役も辞任しています。

2022年5月、渕上氏は大船渡市長選挙への立候補を表明しました。同年11月20日告示、27日投開票の市長選には、市制施行以来最多となる5人が立候補する激戦となりました。選挙戦では、前市長の甘竹勝郎氏が陣営の統括責任者を務め、公明党市議からも支援を受けました。連合岩手は市民団体代表の鵜浦昌子氏を、自民党県連は元市議の佐藤寧氏を推薦。自民党衆議院議員で岩手2区選出の鈴木俊一財務大臣は、渕上氏と佐藤氏の両方に激励のメッセージを送るという異例の展開となりました。結果、激戦を制し、渕上氏が初当選を果たしました。

政治家としての活動

渕上氏は、長年の地域活動で培った経験と、市議会議員としての実績を活かし、大船渡市の発展に尽力しています。市民の声に耳を傾け、地域課題の解決に向けて積極的に取り組んでいます。市長としての今後の活躍が期待されています。

その他

渕上氏は、地域経済の活性化や地域社会の発展に強い関心を持っており、そのために様々な活動を展開しています。市民との対話を重視し、開かれた市政を目指しています。

大船渡市公式サイト - 市長室

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