渡辺広大

渡辺広大 (わたなべ こうだい)

渡辺広大は1986年12月4日生まれで、千葉県出身のプロサッカー選手です。彼は現在、関東サッカーリーグ1部に所属するVONDS市原でディフェンダーとして活動しています。サッカーキャリアの長い渡辺選手は、多くのクラブで経験を積んできました。

来歴

渡辺選手は市立船橋高校でサッカーを始め、同校では1学年上の増嶋竜也選手とコンビを組みながらセンターバックとして活躍しました。2年生の時には天皇杯で自身のゴールが決まり、阪南大学を下す貴重な勝利に貢献しています。3年生の時には、増嶋選手に代わってキャプテンに任命され、チームの指導力を発揮しました。

2005年にはJリーグのベガルタ仙台に入団。しかし、最初の数年間は出場機会に恵まれず、年間10試合程度の出場にとどまっていました。しかし、2009年には選手会長に就任し、逆境から這い上がり、その年のリーグ戦では50試合に出場。守備の要としてチームがJ2優勝を果たす原動力となりました。J1昇格後は新しい選手が加入し出場機会が減少しましたが、主要選手が欠場する際には安定したプレーでチームを支えました。

2015年にはモンテディオ山形に移籍し、そこで副キャプテンとしての役割を担いました。だが、同年に右膝の負傷に見舞われ、手術と全治8週間の診断を受けるなど、けがが続く困難なシーズンとなりました。2017年にレノファ山口FCに完全移籍し、そこで副キャプテンとしてチームを牽引しました。

2019年にはザスパクサツ群馬に期限付き移籍し、このチームでリーグ戦全試合に出場。群馬のJ2復帰にも貢献する結果を残しました。2020年からは完全移籍し、キャプテンに就任するなど、チームをリードする存在となりました。2022年の終わりには契約満了のお知らせが届き、同年12月23日にVONDS市原への移籍が決まりました。

所属クラブ

• - 鷹サッカークラブ
• - ウイングスSS習志野
• - 船橋市立船橋高等学校（2002年 - 2004年）
• - ベガルタ仙台 (2005年 - 2014年)
• - モンテディオ山形 (2015年 - 2016年)
• - レノファ山口FC (2017年 - 2019年)
• - ザスパクサツ群馬（期限付き移籍: 2019年）
• - ザスパクサツ群馬 (2020年 - 2022年)
• - VONDS市原 (2023年 - 現在)

個人成績

渡辺選手はキャリアの中で多くの試合に出場し、特にベガルタ仙台時代には重要な役割を果たしました。2008年のJ1・J2入れ替え戦や2023年の全国社会人サッカー選手権大会、地域サッカーチャンピオンズリーグなどでもプレーし、キャリアを通じて様々な経験を重ねてきました。

彼のプレースタイルは、安定したディフェンスとチームの戦術理解に基づいており、フィールド上での指導力も高く評価されています。渡辺広大は、サッカー界での経験や知識を生かし、これからも積極的にチームに貢献していくことでしょう。

もう一度検索