渡部悟

渡部 悟（わたなべ さとる）

渡部悟は、1988年8月13日生まれのボートレーサーで、出身地は大阪府和泉市です。彼は大阪府立高石高等学校を卒業し、現在は大阪支部に所属しています。登録番号は4572号で、同期の選手には佐藤翼、磯部誠、長谷川雅和がいます。身長は163cmで、血液型はO型です。彼のボートレーサーとしての道のりは、数々の努力と達成から成り立っています。

来歴

渡部は2009年11月15日にボートレース住之江でデビューしました。そのレースは一般戦「あざやか霜月」で、デビュー初日は6号艇の6コースから出走し5着という結果でした。デビューから約1年後の2010年1月2日、同じくボートレース住之江での一般戦「第48回全大阪王将戦」で初勝利を収めました。デビューから26走目の挑戦でしたが、6号艇の6コースから「抜き」という決まり手で勝利し、水神祭も飾りました。

その後、彼は2014年1月26日にボートレース桐生で行われた一般戦「第16回日本財団会長杯」で初めて優出を果たしましたが、6着という結果でした。しかし、彼の実力は着実に伸び、2018年6月15日にはボートレース常滑で開催された一般戦「A−jito杯」で1号艇の1コースからイン逃げを決め、デビューから4年4ヶ月でついに初優勝を達成しました。

さらに、2019年4月13日にはボートレース多摩川で行われた一般戦「第14回サントリーカップ」で4号艇の4コースからまくりを決め、通算2回目の優勝を飾りました。これらの優勝経験が、彼の選手としての地位を確立する要因となりました。

人物・エピソード

渡部がボートレーサーを目指すようになったのは、漫画『モンキーターン』の影響が大きいと公言しています。高校1年生で住之江競艇場を訪れた際に、吉永則雄選手の完全優勝を目の当たりにし、自身もこの道を志す決心をしました。また、彼の師匠は倉谷和信氏であり、教育を受けたことが選手としての成長に繋がっています。

私生活では、2014年1月にボートレーサーとして先輩にあたる大原由子さんと結婚しました。この結婚により、渡部の支えとなる存在が身近にいることは、彼の競技活動にも良い影響を与えています。

戦績

渡部悟の出走回数は2392回、1着回数は344回、優出回数は25回に達します。また、フライング（F）回数は8回ですが、出遅れ（L）はありません。彼の通算勝率は5.03であり、2連対率は30.27%、3連対率は47.78%という成績を収めています。生涯獲得賞金は161,188,813円にのぼり、その実力を実証しています。

終わりに

渡部悟選手は今後の活躍が非常に楽しみな存在であり、ボートレース界におけるさらなる成功が期待されます。

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