渥美坂井法律事務所・外国法共同事業

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業について

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業（A&S）は、1994年に渥美・臼井法律事務所として設立され、その後、外国法共同事業を開始し、現在の名称になりました。国内外の企業法務を専門とし、特にクロスボーダー案件において豊富な実績を有します。所属弁護士数は2024年1月末時点で244名にのぼり、日本国内では有数の規模を誇る法律事務所として知られています。

グローバル展開

東京のヘッドオフィスに加え、ニューヨーク、ロンドン、フランクフルト、ブリュッセル、ホーチミンに海外オフィスを構え、国際的なリーガルサービスを提供しています。これらの拠点は、現地の法律事務所との提携だけでなく、A&Sが直接運営しているものも含まれており、グローバルなネットワークを構築しています。

国内拠点

2020年12月には、渥美坂井法律事務所弁護士法人の従たる事務所として麹町オフィスを開設し、2022年9月には福岡提携オフィスを開設しました。これらの国内拠点の拡充により、日本全国のクライアントに質の高いリーガルサービスを提供できるようになりました。

プロトタイプ政策研究所

2022年6月には、企業・団体・公的機関等の外部有識者も参画するプロトタイプ政策研究所を所内に設立しました。この研究所は、政策と実務の架け橋となることを目指し、政策・法制度の研究、提言、情報発信などを行っています。法律事務所が政策提言を行うという点で、他の法律事務所にはない特徴となっています。

多様性の重視

A&Sは、多様性の尊重にも力を入れています。アジア法曹界におけるダイバーシティ＆インクルージョンの促進に貢献している法律事務所の一つとして評価されています。女性弁護士の割合を30%に引き上げるという目標を掲げており、多様な人材が活躍できる環境づくりに努めています。

国際的な評価

海外からの評価も高く、Top Ranked Legalによる日本の法律事務所ランキングでは、常に上位にランクインしています。また、The Lawyer誌においても、日本の法律事務所の「Big Five」の一角として認識されており、国際的にも高い評価を受けています。特に、銀行・金融、ストラクチャードファイナンス、フィンテック、プロジェクトファイナンス、TMT分野においては、トップクラスの評価を得ています。

幅広い業務分野

A&Sは、M&A、投資、独占禁止法、ファンド、労働法、知的財産、IT/TMT、国際通商、訴訟、仲裁、倒産、事業再生、ライフサイエンス、エネルギー、スポーツ/エンターテイメント、危機管理、Fintech、IoT/AIなど、多岐にわたる分野を扱っています。これらの幅広い業務分野をカバーすることで、クライアントのあらゆるニーズに対応できる体制を整えています。

所属弁護士

A&Sには、日本国内の弁護士だけでなく、イングランド及びウェールズ、ニューヨーク州、カリフォルニア州、大韓民国、インド、スリランカ、オーストラリアなど、様々な国の弁護士資格を持つ弁護士が所属しています。これにより、国際的な案件においても、クライアントに最適なリーガルサービスを提供することが可能です。

沿革

• - 1994年：渥美・臼井法律事務所として設立
• - 2003年：渥美総合法律事務所に改称
• - 2005年：外国法共同事業を開始し、渥美総合法律事務所・外国法共同事業に改称
• - 2010年：坂井豊らの加入に伴い、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業に改称
• - 2013年：渥美坂井法律事務所弁護士法人設立、ヤンセン外国法事務弁護士事務所との外国法共同事業を開始
• - 2014年：ベルリン提携オフィス開設
• - 2015年：ロンドンオフィス開設、ベルリン提携オフィスがフランクフルトへ移転
• - 2020年：渥美坂井法律事務所弁護士法人 麹町オフィス開設
• - 2021年：ニューヨーク提携オフィス開設
• - 2022年：福岡提携オフィス開設
• - 2023年：麹町オフィスがあつみ法律事務所として独立
• - 2024年：ブリュッセルオフィス、ホーチミンオフィス開設

A&Sは、国内外のクライアントに対し、質の高いリーガルサービスを提供し続けるとともに、社会の発展にも貢献しています。

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